昨日の午後、父の携帯電話から電話がありました。
普段、父の携帯電話は、使用する時のみ、電源が入る為、携帯電話の意味を成していません。
そんな父からの電話。。。
「お母さんの具合が、良くないんだ!
足の炎症だけではなく、他にも悪いところが見つかったんだ。」と。
今回、個室に空きが無く、4人部屋になったのですが、母には、それが相当なストレスになっていたようです。
父によると、今回、心不全を起こしていたようで、4人部屋から、ナースステーション前のエリアへ、移動したとのこと。
そして、この数日、注意する必要があるのだそう。
えっ?!そんなことになっていたの??と、驚きしかありませんでした。
そんな訳で、今日も、母のお見舞いへ行って来ました。
今は、帰りの電車で、ブログを綴っています。
父からの電話の後、『母の死』を意識し、病院に着くまでは、いろいろなことをぐるぐる考えていました。
病院に着くと、母は思っていたよりも顔色も良く、4人部屋から出たおかげで、昨夜は良く眠れたようです。
ただ、鼻には酸素を吸入するチューブが付き、心臓の動きを管理する機械なのか、機械音がずっと鳴り響いており、怪我で入院していた時とは明らかに違いました。
病院に着き、母の顔を見て、ホッとしていたら、
「本当は、お兄ちゃんもいる時に言っておきたかったんだけど、、、、
お母さんが死んだら、2人しかいない兄妹だから、2人で助け合ってね。」と、母が言うではないですか。
「わかったから〜」って、母の言葉を半ば遮るような返答をしてしまい、きちんと受け止められず。。。
あ〜なんで「わかったよ。お兄ちゃんと仲良く助け合うから、安心して!」って、言わなかったんだろう。
実際の私は、そんな母の言葉に動転し、
「今は、直ることに集中して!」とは言ったものの、
「遺書書いてないんだよね?退院したら、お葬式どうしたいとか、そういう希望を書いて〜!」なんて言ってしまった。
あ〜反省。。。
自宅に戻ったら、母に電話して、「兄と助け合うから、安心して!」と言おうと思います。
母のところにいたら、父もお見舞いに来たので、最寄駅まで、車で送ってもらいました。
道中、父からも、
「この先にさ、樹木葬をしてるところがあるんだよ。
お母さんが退院したら、樹木葬の話をして、一緒に見に行こうと思ってるんだ。」と。
まさか父からも、死んだら、、、の話を聞くとは思わず、ビックリ!
10年近く前に、エンディングノートの話をしたら、あんまりな反応だったので、それからは話題に出来ずにいました。
父は、「死んじゃったら、家族葬で、いろんなことは家族が決めればいいだよ。」と。
私は、「出来るだけ、本人の希望を叶えたいから、聞いておきたい!」と、父とは意見対立でしたが、、、
家族だけの樹木葬って、父の希望を聞けただけでも良かったのかな。
今回の母の入院を通して、家族のこと、今まで以上に、いろいろと考えるようになりました。
今は、母の気持ちに寄り添って、私が出来ることをしたいと思います。
10年程前に書いた私のエンディングノート。
どこへいったかな?
この機会に、またきちんとエンディングノートを用意しよう。
子どもがいないので、定期的に、見直して、修正をしていかないとですね。