カナダからアメリカへ旅行する際は、カナダの空港でアメリカの入国審査を受ける必要があります。
これは「プレクリアランス」と呼ばれ、2つの国の間で行われる合意を指し、受け入れ国の税関および入国審査官が出発国に配置され、入国審査の手続きを受けなくてはなりません。
また、アメリカ入国時、日本国籍であればビザ免除ですが、承認されたESTAを提出する必要があります。
今回利用したモントリオール空港は、「プレクリアランス」対象空港でした。
前日にwebチェックインした際、エアカナダより、MPCを利用するようメールが届きました。
という訳で、MPCを利用しました。
使い方は、ざっくりとこんな感じ。
1. アプリをダウンロード
2. 必要情報の入力&顔写真の登録
3. 空港に着いてから、データ送信
そうすると、こういう画面が表示されます。
セキュリティ検査を通過した後、入国審査の列に進む際に、Lane1へ進みます!進めます!
このLane1は、アメリカ国籍、グリーカード所持者などが進めるレーンの為、審査にかかる時間の短縮が図れます。
Laneの分かれ道に係員がいますが、アジア人という見た目だけで持っているパスポートだけを見て、「こっち!」って言ってきます。
なので、『私はLane1を通れます!』って、
このスマホ画面を印籠のように見せて、Lane1へ進むようにして下さい!
途中、一般レーンにいるメキシコ人と思われるおじちゃんが、Lane1にいるアジア系の家族に、「なんでそっちは早く進むんだ!僕は飛行機に乗り遅れそうなんだ!」というようなことをスペイン語でブツブツ言っていたっぽいです。
そんな訳で、一般レーンは、朝の早い時間帯でもだから?!(出発便が多いから?!)かなりの混雑でした。
その時のLane1の所要時間は、約40分ほど。
ちなみに、私が、空港に到着し、全ての手続きを終えて、搭乗ゲートまで辿り着くのにかかった時間は、1時間25分!
これが早いか遅いかは分かりませんが、私はこれでも途中間に合うかな?と焦りました。
私が空港に着いた時刻を含め、時系列の流れを記しておきますので、参考にしていただけたらと思います。
飛行機の出発予定時刻: 8:10
搭乗開始予定時刻: 7:35
空港到着: 5:35
セキュリティ検査通過: 6:10
入国審査通過: 6:50
搭乗ゲート到着: 7:00
結局、飛行機が遅延したのですが、その理由は、セキュリティ検査と入国審査の混雑によるものでした。
私としては、48分しかないアメリカでの国内線乗継に乗り遅れないようにとヒヤヒヤしていたのに、結局、カナダを出発する前に乗り遅れ確定になったのでした(汗)
〜今回の教訓〜
1、(カナダからアメリカ便を利用する際は)空港へは早く行くべし!
2、アメリカ入国する際は、MPCを利用すべし!