おばぁの家の取り壊しは今月下旬。。。
当初はもう少し早いのかと思っていましたが、おかげでおばぁの思い出の家具など、たくさんの品々を救出することができました。

先月、思わぬ濃厚接触者の可能性が浮上し、最後の引き渡しも延期になっていますが、来週末には、最後の大物である桐箪笥も旅立っていきます。

実は、この桐箪笥、全くノーマークで中身さえ確認していなかったんです。
そう、つまり、家ごと壊されてしまっていた可能性大でした!

今回、たまたまご縁あった方にお尋ねしたところ、引き取りたいとの事。。。
私たちにとっては、少しでもおばぁのものを、次の使い手さんに託せるなら嬉しい限りです。

桐箪笥の引き渡しを前に、初めて中身をチェック!
実は、どうやら、これは、おばぁの姉、そう、私の祖母がお嫁入りの時に持参した桐箪笥でした。
どうやら祖母が亡くなって少ししてから、叔父がおばぁ宅へ持ってきたようです。

箪笥の小さな引き出しに、革製のポーチ?大きながま口?が入っていました。
その中に、小さな缶があり、古い時計が入っていました。
祖父の懐中時計と祖母の腕時計かも???
ポーチの中には、母の幼い頃の書類や祖母に関する書類も入っていたので、これは確実に祖母のものだったようです。

なんということでしょう?→ 『大改造!!劇的ビフォーアフター』の、あの感じです(笑)

おばぁの残した品々の中から、たまたま自宅に持ってきていた寄せ木細工の小さな箱に、いい感じにピッタリ収まりました。


孫が多かったこと、離れて住んでいたこともあり、祖父母とは、そんなに近い感じはなかったのですが…

これらの時計を私が持つことで、祖父母と近くなれた気がして嬉しい限りです。


そして、箪笥から見つけた浴衣。。。

これは、たぶん、おばぁのでしょう。

祖母のだったならば、それはそれで嬉しいですが、箪笥には、おばぁがクリーニングに出した着物や喪服の着物がありました。


生前の形見分けでは、さすがにあげられないと判断したものなのかな?と予想。。。

そんな訳で、着物類は、リメイクしてもらおうと、いつもお世話になっている、お直し屋さんへ相談しました〜


そして、おばぁの浴衣は、ナイティになりました!

ボートネックが好きと言っていたのを覚えていて下さり、ナイティもボートネックにしてくれてました!


俗に言うアッパッパー?!

昔ながらに手縫いで作られたこの浴衣は、生地もかなり良く、長く着られるよ!とお直し屋さんも太鼓判!

着心地抜群!

暑い夏のお風呂上がりには、最高!

おばぁの品をこうして再び愛用できるのは嬉しい限りです。


今回、いくつかの着物のリメイクもお願いしました。

同じパターンのワンピースになるでしょう。

リメイクは、確かにお洋服を買うよりは割高ですが、おばぁの思い出の品だから、大切に着ていこうと思います。

もうお洋服は当分買いません!いや、買えないな〜

あ〜いくつ着物のリメイクをお願いしちゃったんだろう?!(笑)



こちらは、先日観に行った不忍池の蓮。。。

昔住んでたいたカンボジアではよく見かけた蓮も、日本では見られる時期が限られていますからね。

早起きして観に行く価値はありました。。。

カンボジアに住んでいた時は、当たり前にあった風景も、今となっては、早起きしてわざわざ観に行かなくては観られない貴重なもの。


そう思うと、今まで気づかずにいただけで、当たり前って実は当たり前じゃないのかもしれないですね。