通勤コースの県道を走行中、
対向車線に路駐の車を発見。

 



せまい田舎道のこと。
向こうが来れば、こちらが待つ。
片側交互通行状態になっていました。

 



10メートルも移動すれば
駐車スペースがあるのに「なぜそこ?」

 



いぶかしく思いながら現場に近づくと
路肩に車3台がタテに並んで停車。

 



通り過ぎざま目にしたのは、
初心者マークをつけた車が
電柱に衝突している事故現場。

 



事故車を挟み、
前後に停めた2台の車それぞれが
ハザードランプを点灯させていました。

 



現場を通り過ぎてほどなく
レスキュー車、救急車、パトカーとすれ違い
なんとなく事情を察知。

 



おそらく、
事故に気づいたドライバーの方々が
機転をきかせ、
当事者や通行車両の安全確保のために
自らの車を配置し、
救急の連絡をしてくれたのでしょう。

 



私たちは日々、生活や仕事に追われたり
大なり小なり悩みや苦しみを抱えて
自分のことで精一杯な日常を送りがちです。

 



それでも、
緊急時や非常時、
誰かの困ったに遭遇した瞬間

 



自分の事情や思いから切り離され
人に手を差しのべ、助け合うことができる。

 

 

 

『人に備わった宝だなぁ』

 

 


実生活で偶然目にしたシーンに

やさしい社会と未来への

希望を感じた出来事でした。