我が家で見つけた春。
小松菜の花芽(右)とセリ(左)です。

 



久々に家で過ごした休日の午後。
おひさまの日差しに誘われて外に出ると
家の中より暖かい。



ぷらぷらと父の菜園をのぞけば
小松菜の花芽がふくらんでる。

 



開花直前のつぼみ。

生命エネルギーは最高潮!

 

 


春はその貴重なエネルギーを食せる絶好の季節。
冬の青菜から春先の花芽まで、
小松菜の命をいただき尽くします。

 



かたや春の野草の代表ともいえるセリ。
今年17回忌を迎える母がまだ元気なころ
知人に株わけしてもらい移植したものです。

 



我が家の裏庭に根づき、
何もお世話をしないのに少しずつ増え続け
毎年爽やかな早春の味と香りを
真っ先に届けてくれます。

 



これから数か月
ハコベ、よもぎ、山椒、ミツバ、ツワブキと
裏庭から調達する野草で
食卓は春のオンパレードとなります。

 



春の野草は、

細胞を活気づけ
冬の間にためこんだ老廃物を外に出し
季節の変化への身体の順応を助けてくれます。

 



この時期に必要な

ビタミン、ミネラル、酵素を豊富に含み
芽吹きや成長のための

強い生命力を持っているからなんですね。

 



学生時代の恩師は
『採れた瞬間が命100%』

というのが口ぐせでした。

 

 


時間が経過し、

人の手が加わるほどに命の力は減っていく。

 

 

 

現代の健康・栄養機能食品がどんなにすぐれていても
命のバトンはつなげない。

 

 

 

文明社会に生きながらも

自然界の一住人として謙虚に

自然の恩恵に感謝しながら生きたいと思います。