『口から食べたものが体をつくるように、
耳から入った言葉が心をつくる。
一番耳にするのは自分が発した言葉。
だから、言葉を選ぶことが大事』
思い当たることだらけで、なるほどと思ったね。
「私にはムリです。できません」
「私なんてダメなんです」
本気で思ってたし、
しょっちゅう口にしてた言葉。
「ムリ、できない」を「やってみよう」に換えるには
『一歩を踏み出す勇気』が。
「私はダメ」で終わらせないためには、
「できない=ダメ」と思ってる
『自分を直視する勇気』と
『そんな自分をさらす覚悟』が必要だった。
このチャレンジを楽しめるようになると
だんだんと発する言葉が変わってきたね。
口癖のように弱音を吐くことがなったぞ~
「よしよし」と、思ってたある日。
気づいたんだよね。
不器用で手際もよくない現実の私。
うまくいかない、時間がかかることだらけ。
そんな時
「ダメじゃん!」
「みんなは、やれてるのに」
「ほら、またやった」
口では言わずとも、「思考」という形で
脳内で「ダメ出し」のシャワーを浴びせてた。
「心が踏みにじられる感じ」
「こんなのいちいち言われたら萎えるわ」
これじゃあ
「ムリ、ダメ、できない」
の、自分になっても仕方ないよ。
頭の中は盲点だったけど、そもそもは
私の中の『できない=ダメ』の思い込みが原因。
「チャレンジする」こと。
それだけで、もう素晴らしいんだから。
だったら、ダメ出しの元になってる
思い込みごと取り替えてしまおう。
『うまくいかなくてあたりまえ』
『人は人』
『できないならできるまでやり続ければいいだけ』
それで思考も言葉も変わるよ。
「よしよし。ゆっくりでいい」
「落ち着いてやってみよう」
「よく頑張ってるね」
こんな口癖だったら安心するね。
心の波が穏やかになって、余裕が生まれる。
気持が落ち着けば「さあ、やるぞ!」
自然に次の行動へと進んでいく。
自分の心を作るための言葉選び。
だけど、耳にする
「ほかの誰か」にとっても
心を育む素材になりそうだね。