毎月恒例の漢詩朗読セミナー、今回も参加された皆さまの朗読と奥田先生の漢詩講座という内容でした。

まずは、前回奥田先生解説による《送別》の詩を、参加された皆さまが一人ずつ朗読しました。皆さま方の朗読は、いつものように練習の成果を遺憾なく発揮されて、発音指導される蒋先生も感心しておられました。朗読の後、全員でメロディをつけて合唱し、また朗読のコツ、ポイントも、蒋先生に指導していただけました。




続いて、奥田先生による漢詩講座です。今回のお題は、白居易の《長恨歌》でした。日本人なら、高校の漢文の時間に一度は習ったことはある有名な詩ですが、とてつもなく長い詩です。にもかかわらず、奥田先生の解説はいつものようにとても丁寧で、特に詩の主人公とも言うべき楊貴妃と玄宗皇帝の生い立ちや、当時の社会情勢を、とてもわかりやすく説明していただきました。また、何よりも楽しみなのは、実際に中国で撮られた写真の数々です。今回は西安の楊貴妃に縁のある有名な観光地「華清池」の写真が中心でした。《長恨歌》とは直接関係の無い、西安事変の話までちょっぴり出てきたりして、この写真の数々のおかげで、ただ漢詩を鑑賞するだけでなく、中国旅行に行った気分まで味わうことができました。これがこの講座の醍醐味とも言えます!さすがに今回一回きりでは、とてつもなく長い《長恨歌》を全部解説はできず、これから何回かに分けて解説されるそうなので、これからも楽しみです!










奥田先生の講座の後には、蒋先生も写真を紹介してくださり、また詩の中の「可憐」ということばが、今の中国語の「かわいそう」という意味と違い、日本語と同じ「愛らしい」という肯定的な意味で使われていることなどを指摘され、当時の中国の文化が、今の中国よりもむしろ日本に残っていることに関心を寄せていらっしゃいました。

講座の最後の、参加された皆さまからの感想では、面白かった、懐かしかった、西安に一度行ってみたくなった、次回も楽しみ、などの声が挙げられ、口々に感謝のことばが飛び交っていました。









今回もとても充実した、楽しい講座でしたので、漢詩に関心のあるより多くの方々にも、是非是非この講座の楽しさを味わっていただきたいです!

〜4月のキャンペーン〜
2024年4月1日~4月30日

入学金:15,000円 → 3,000円!

最初の中国語4回個人レッスン
12,000円 → 半額6,000円に!!(※1)
※1…但し、8回分(18,000円)をまとめて支払う方に限り適用

※二胡教室、オンラインレッスンは対象外です。

更にオンラインレッスン入会手数料
通常:5,000円 → 0円!

現在開講中のグループレッスンに、
ご満足頂けるまでご自身のレベル相当な各クラス1回の無料体験ができます。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。

下記からもお問い合わせを受け付けております。
http://www.pekin2180.com/call.html

北京・ニーハオ中国語センター
福岡市中央区舞鶴1-2-1天神陽明ビル2階
TEL:092-714-3005 
メール:beijing2180@yahoo.co.jp
HP:www.pekin2180.com