中国の中でも発展が目覚ましい深圳ですが、かつては人口約30万人の小さな漁村でした。深圳は1980年に鄧小平が経済特区に指定し、特区として優遇され外資系企業を迎え入れたことや、香港が隣接するという好立地な条件から急速な経済発展を遂げました。
香港の人たちや外国投資により多くの工場が建設され、製造業が発展していきました。製造業が発展していく中で労働者たちが技術を身につけ、充分な設備投資も可能となり深圳は最先端の電子産業都市と発展しました。高い品質と技術で現在では中国のシリコンバレーとも呼ばれているそうです。


また、広東省では広東語が主に使われていますが、「外地人(wai di ren)」が多いので広東省内にありながら深圳では「普通话」が主に使われています。

粤港澳大湾区構想セミナーは本日開催予定です。まだ席がありますので、ご参加をお待ちしております。

中国華南地域の経済圏は、「広東・香港・マカオ大湾区」(「粤港澳大湾区」)と呼ばれ、日々進化しています。現在の広東省は21の市で構成されていますが、そのうち大湾区を構成するのは広東省9市(広州、深セン、佛山、東がん、恵州、中山、江門、珠海、肇慶)と香港、マカオです。この地域を今後、世界有数のベイエリアとして発展させる計画が持ち上がっています。(「粤港澳大湾区構想」)。 2017年7月、香港の中国返還20周年と同時に「広東・香港・マカオ合作を深化し大湾区建設を推進する枠組協議」が締結され、広東省は科学技術・産業イノベーションと先進製造業・現代サービス業基地等の構築、香港は国際金融、航空運輸、貿易の三大中心地位を確実、強化すること、マカオはリゾート・レジャーセンター、中国-ポルトガル語圏地域間経済協力の役割の推進が期待されています。今回は九州大学中国国際政治専攻の呉博士をお招きし、世界が注目するこの大規模な構想についてお話頂きます。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

講師:九州大学博士 中国国際政治専攻 呉先生

日時:2018年12月16日(日) 16:00~17:30 

場所:北京・ニーハオ中国語センター 天神校

費用:受講料1000円

申込み締切:12月15日(土)まで   

北京・ニーハオ中国語センター(天神校)

福岡市中央区舞鶴1-2-1天神陽明ビル2階

TEL:092-714-3005HP:www.pekin2180.com

メール:beijing2180@yohoo.co.jp