日本は少子化と騒いでいる。

世界は人口増加であえいでいる。

何が問題か自分で考える癖を付けなければ・・・

ゲルニカは何処にでも存在する。

 

こんにちはBJです。

岡潔さんにはまっております。

書籍を買い込んで読んでいます。

*また、脇道へ・・・バカですね。

 

凄いことを書いておられる。

なんか、岡さんからゴンゴン殴られ続けている気がします。

この偉大な数学者は、人類の理知とか発展に関して毛ほどの信用も持っていない。

驚きです。

今回は、ゴンゴン殴られている中身を紹介します。

 

ゴン1:一の定義は無い。

これは、前回書きました。

数学者は、一を仮定して使用するが、一の定義はしない。

一は何であるかと言う問題は取り扱わない。

あぁ、いまだに驚愕しています。

 

ゴン2:今の世を獣類時代だと思っている。

人新世とか言っていますが、岡さんは競争社会を生存競争の場とみなしています。

つまりは獣類時代だと・・・

その次の段階で人類時代が来るとおっしゃっていますが、次の段階には行けないだろうと。

今回の人類は、獣類時代で終わると思っておられます。

*今回です!!!

 

ゴン3:人類は滅びると思っている。

獣類時代と言っても本物の獣たちには食物連鎖と言う掟があり、それなりのリミッターを持っているが、人間にはない。

つまり人間の争いにリミッターが無いと言う事は滅びるのが自然である。

そう言うことを淡々と述べておられます。

 

ゴン4:死を視ること、帰するがごとし。

これは同意できないところではありますが、日本民族を大義のために身を捨てることが出来る唯一の民族だと。

そうかな、単なる刷り込み学習の結果のような気がしますけど、岡さんは日本民族を大変高く評価されております。

*この方は戦中派です。

 

さて、殴られ続けて読んでおりますが、なんでまた引っ掛かっておるのかと言うと。

こんな一文があるのです。

 

『私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えてきた。』

 

なんか私、凄く共感できるのですよ。

通信とか言う虚業を生業にしてきた私としては、虚しさを救ってくれた言葉です。

まぁ、これでコロッといってしまい読んでいます。

この岡さんは、数学者であり教育者でもあります。

よって、日本の教育に関して苦言を呈する箇所が散見されます。

この内容については、詳しく書きませんが、問題は「教育」です。

 

なんだ。オマエも教育に文句を付けようってか。

 

ではありません。

「教育」は重要だと言う事です。

今更、何言ってんだ。

と、思ったでしょう。

思ってください。

「国家」の正義を紐解く鍵は「教育」ではないかと考えています。

いや、まだ熟成は足りていませんが、当たりではないかと思っています。

オホホ。

 

オマエは、またぞろ無理やり「国家」に結び付けようとして、そんな事を言っているのだろう。

 

かも知れませんが、当たっている気がします。

本当です。

 

ではまた。

 

久々に読み応えのある本を定価で買いました。

定価でってところに意気込みを感じませんか。

内容が楽しみです。