好きな野良猫がいました。

彼女は、病気で死んだそうです。

彼女は知りませんが、私は勝手に罪の意識を感じています。

 

こんにちはBJです。

面白いニュースが欲しいなと思っていたら出てきましたね。

日本保守党。

大人気らしいです。

そうでしょうね。

私達庶民は、いつも政府を非難する民間人に共感しますもの。

昔から、そう言われております。

例えば、プラトンの国家。

でね、思うに・・・

 

あぁ、人間て全然進歩していないな。

 

などと感嘆したりして、そこを考えておりましたら、こんなに時間を喰ってしまいました。

いや、アプローチ「国家」を忘れた訳ではありませんけど。

ちょっと、お付き合いください。

プラトンが「国家」の中で民主制について語る場面があります。

痛烈で、面白いので書いてみます。

 

「個人的にも公共的にも賞賛され尊敬されるのは、支配される人々に似たような支配者達、支配者に似たような被支配者達と言うことになる。」

 

プラトンなど遥か昔の人間に民主主義が分かるのか?

はい、分かります。

アテネはね、民主主義発祥の地ですから。

そして、その民主主義国家での裁判にてソクラテスは有罪となり毒をあおることになりました。

これは、プラトンにとって衝撃的な事件だったでしょうね、それは痛烈な批判になるわ。

で、まだ続きますよ。

個人の自由をめぐってね。

 

「父親は子供に似た人間となるように、また息子達を恐れるように習慣づけられ、他方、息子は父親に似た人間となり、両親の前に恥じる気持ちも恐れる気持ちももたなくなる。自由であるためにね。」

 

なんと自由と言う言葉の怖い事か。

さらに続きます。

 

「すなわち、このような状態の中では、先生は生徒を恐れて御機嫌を取り、生徒は先生を軽蔑し、個人的な養育係の者に対しても同様の態度をとる。」

 

「一般に、若者たちは年長者と対等に振舞って、言葉においても行為においても年長者と張り合い、他方、年長者たちは若者に自分を合わせて、面白くない人間だとか権威主義者だとか思われないために、若者たちを真似て機智や冗談でいっぱいの人間となる。」

 

ね、痛烈でしょ。

現代の人達がよくやっておりますよ、悲しい事に。

奴隷主義や女性の参加は認めない、偏った民主制ではありますけどアテネと言う都市国家が発祥の地であることは間違いありません。

はい、プラトンは民主制を否定しています。

自由と言う事を人間には扱いきれない事象として書いてあります。

でね。

民主制は、政治制度の通過点だと書いてあります。

では、次に来るのは、

僭主(独裁者)主義であると。

それは自由を扱いきれない人間には必須であると書いています。

 

いや、お前は独裁主義にもって行きたいだけだろう。

 

でしょうか。

独裁者が、人間であるとは言ってませんよ。

例を挙げるまでもない。

ねえ。

AIは進化を続けています。

どんどこどんどん。

AIが民意であると数値を示して説得した時、誰が違うと言えるのでしょうか。

データには、人の肩越しに隠れて意見を言う卑怯な人達も数値として入っています。

面白半分の意見もデータとして数値化されます。

貴方は、その数値を嘘だと言えますか。

何がどうあれ人間が言ったのですよ。

 

どうでしょうか。

 

どうしますか。

最大多数の最大幸福がそんな形で出てきたら。

誰が、反対意見を言うのでしょうか。

怖い未来ですよね。

AI僭主主義。

私の対策は、ただ一つです。

 

考えろ。

 

それだけです。

一体それ以外に人が他の動物に勝るものがあるでしょうか。

考えて、考えて、考え抜く。

出来なければ、科学と言う波にのまれるだけです。

あの、科学って人間が作った物なんですけどね。

ではまた。

 

自分達が作ったもの(AIとか)にのまれてしまう。

犬や猫は、笑うでしょうね。

なんと、間抜けな動物だろうと。