スマホを使いこなす・・・・・そんな人、いる訳がない。

一部のソフトを使っている人がいるだけ。

 

こんにちはBJです。

人新世の資本論に戻ってきました。

気候変動に対応するのは、主義主張ではなく技術の世界だという結論はそのままです。

 

なんか気になるところがあったのですけど、具体的にどこと言うと「揚げ足取り」になるし。

でも、モヤモヤするしで・・・・困っていました。

前半は、面白いのです。

勉強になるなぁ、と思っておりました。

ただし、作者にとって都合のいい理論や推論を並べるのはしょうがありません。

科学技術についてのおかしな点は読み飛ばしました。

 

マルクスが出てくると一気に飛躍します。

そもそもマルクスは最終的に「脱成長コミュニズム」に行き着いたというのも仮説の域を

出ていないわけで・・・マルクスを出す必要があったのでしょうか。

自分の考えを披露し、「マルクスも最終的にはそう考えていたと思う。」では弱いと思った

のでしょうか。

 

気候変動への警告は勢いがあります。

資本主義、社会主義、共産主義の理論展開も勢いがあります。

読んでて熱気があふれている。

しかし、後半に出てくる「労働者の幸福な生活」に違和感があります。

やはり、人は、見たいと思うものを見、聞きたいと思うものを聞く。

それもしょうがないのでしょう。

 

「匹夫も志を奪う可からず」が今回もまた頭をよぎります。

 

では私は何をするのか。

いつもと変わらず出来るところから始めます。

電気の無駄遣いをやめる。

必要意外に車は使わない。

庭の草花を手入れする。

小さなことを積み上げるだけです。

そこに大きな主義主張は似合わないな・・・っと、これが違和感の正体かも。

 

ではまた。