戸籍
つい昨日昼食時にある中国スタッフの携帯が鳴った
携帯の相手はその中国スタッフの妻Aである。
何やら話をしている・・・、ところが突然慌てだした~~。
まさか浮気でも見つかったのか!?
話が終わったので、早速面白半分で他のスタッフと共に話を聞きに行った
すると・・・
どうやら妻Aは戸籍管理事務局みたいな人に連れて行かれてしまったらしい。
理由を聞いてみたところ
この中国人スタッフは現在長女7歳で、つい最近二人目が生まれた!
しかも待望の長男である!! オメデトウ~!!
(中国ではまだまだ “男尊女卑” であり、男児を優先する傾向がある)
しかし現在中国政府推進中の一人っ子政策の為、戸籍に入れるには罰金を
払わなければならない (二人目以降は、1人あたり約10,000元/約13万円)
そこでこの夫婦が考えたのが、 「養子作戦」 である。
養子の場合は、罰金を払わずに戸籍を入れる事ができ、なんとか知り合いに
マージンを支払って頼み、養子にて手配できるようにお願いしたらしい。
そして事なきを得て、無事に実子を養子を迎え入れたわけであるが・・・
昨日いきなり声をかけられた。
そして偶然にも鞄の中に入れていた “出生証明書” を見られてしまい、
妻Aの身分書と証明書の母親の名前が合致している事を発見、お縄になった・・・
まあ中国では良くある事であり、捕まる事はほとんどないが、非常に痛いのが
罰金(12,000元/約16万円)を支払わなければならない事となる。
その罰金は当然のごとく、捕まえた管理局員の懐にはいる。
その後、他中国人スタッフと今回の件を話していたが、間違いなく小遣稼ぎであり、
最初から狙われていたという結論に至った。
日本では非行少年が行うカツアゲとなんら変わらず、それが公然と行われている
この中国社会に怖さ・・・
まあ実際はこの中国人スタッフが悪いのだが、それでも実子を養子しなければ、
罰金を払わなければならないこの政策・・・
現在の日本では、少子化が進んでおり、国が全面的に子供を増やす運動を推進
している。 チョットだけしか離れていない隣国でも、凄い違いである。
ちなみにこの二人目は、この中国人夫婦が好きで生んだわけじゃなく、夫の両親
が男児が欲しいとこの夫婦に頼みこんで、生ませた子供であるらしい。
だからこの中国スタッフはブツブツ文句を言いながら、急いで銀行振込みに行った。
「親が生ませたのに、なぜ親は一銭も払わずないのか??」
最終的になんとか友達、知り合い等に戸籍管理局関係者がいないか探し回り、
罰金5,000元/約7万円 まで安くなったみたいであるが
なんとも考えさせられる話である