息子くんは現在中学3年生。

発達障害と診断されています。

診断名は
ASD(自閉スペクトラム症)
及びADHD。

知的レベルはずっと
ボーダーラインをうろうろしてましたが
昨年療育手帳を取得。


息子くんが

警察沙汰になってしまったことを

先日こちらのブログ記事で

お伝えしたのですが…。



警察署からの帰りの車の中、

息子くんが自ら


「お母さんが前に買ってくれた本を

ちゃんと読んで社会のルールを勉強するよ!

あの本どこにある?」

と言ってくれて、


帰宅するとすぐに

私がずっと以前に用意していた

息子くん本人に読んで欲しいと思っていた

いくつかの本の中から、


アンガーマネジメントの本を

読んでくれたのです




いつもならば

私が言って聞かせたところで

ただ怒られたとしか思ってくれず

怒り狂ってしまうだけの息子くんも


^_^数ページでしたが

真面目に読んでくれました。




ただ、

次の日からは全く読んでくれず知らんぷり




まぁ…それも想定内真顔




ただ、

警察沙汰の日を境に


息子くんの中で

何か少し

意識が変わったような…


そんな感覚があったんです。




すると先日、

ふいに車の中で


「ねぇ、僕最近ちょっと変わったのわかる?

最近、あんまり怒らなくなったよね?」


と言い出したんです。


「うんうん!やっぱりそうだよね?

お母さんも

最近怒るのがすごく少なくなったのは

気づいてたよおねがい


やっぱり

怒らないようにしようって

意識して気をつけてくれてたんだ!


自分の力で

変わろうって思ってがんばってるんだね」


てな感じのことを伝えると、


「そう!

あの本読んだからさ。

まだたまには怒っちゃうけど、

僕も変わらないとね」


穏やかに話してくれた息子くん。



「そっか、

変わろうって気持ちがあるって

凄いことだと思うな照れ

これからも応援してるね。」




息子くんが

こんなことを話せるようになるとは、

本当に普段の様子からは

想像もつかない事でした。



よい例えが思いつかないのですが、


こういう事を考えつく能力が

最初から

欠如してしまっているような感じと言うか。


そういう事を理解できるための能力を

最初から持っていなければ、

いくら理解してもらいたくて

教え込んでも

できないものはできない…


息子の障害とはそういうものなんだと

理解…というか

諦めるしかない?



ただ、

どうやら息子くんは

口頭で言っても

想像以上に理解ができておらず、


視覚的に教えることのほうが

私が思っている以上に

頭に入りやすかったのだなぁと。


私も意識して

視覚的なものもまじえて

伝えていたつもりだけど


とっさのときなんかは

ほとんどが口頭になってしまう。


息子くんは視覚からの情報は

私の想像以上に理解しやすかったんだと

今更ながら実感しました。




それにしても

いくら読んで欲しいと話しても

本人が頑なに拒否して

一切ソーシャルスキルの本を

読もうとしてくれなかったのだけど


今回の警察沙汰がきっかけになるとは…


これぞまさしく

『怪我の功名』

ということなのでしょうけど

気持ちは複雑です笑い泣き



そうは言っても

まだまだ困った行動は多々あるので

注意や指摘ばかりにならないように



息子くんに合った方法で

これからも支援をしていく事ができれば

まだまだ伸び代はあるって

諦めず、

過度に期待せず、


のんびりまったりやって行こ!



…なんてこのブログを書いているときは

気持ちも上向いていたのですが…


このブログを書き上げる前に

もう辛すぎて嫌になることばかり

立て続けに起こりました。



ほとんど書き終えていたので

とりあえず投稿したいと思います。