息子くんは発達障害。




とあることをやらかして

息子くん、

警察から厳重注意チーン


犯罪とはならない事だったとは言え、

社会常識的にはどうなの?ガーン

みたいなことをやらかしているところを

お巡りさんに見つかったようで。



悪い予感はあったんです。

息子くんが何気に話した内容を聞いたとき、

この子は衝動が抑えられなくて

本当にソレをやっちゃうんじゃないの?って

不安がよぎったので


「分かってるとは思うけど

ソレをやっちゃうとどうなるのかは

自分で考えられるよね?」


と話したら


「んなこと分かってる!!言わなくても!」

って激オコだったくせに


結局、その話は現実となってしまった。



注意したせいで

寝た子を起こしちゃったというか、

かえってやりたくなったのでは?と

思われるかもしれませんが


息子くんは

私に注意されてなくても

やっちゃってたと思います…。




息子くんが

分別のない行動を取ってしまえば


私は親だから

子どもに話をして

正してもらわなくてはって普通に考える。


だけど

どれだけおだやかにと意識して

話を切り出しても


息子くんはめっちゃ反抗的に返して来るので

話し合いにならず


私もその態度にカチンと来てしまい

親子バトルに発展。


そんなパターンにばかりなってしまいます。



この負の連鎖を止めたい。

けどうまくいかない。


警察に迎えに行ったときに

少年課の方が親身になってくださり

色々と話をしてくれました。


その中で

とある公的機関の窓口も

紹介してもらったんです。


早速翌日には連絡をして

面談を申し込みました。



相談員さんは

元教員の方で

とても穏やかそうな方でした。


話では

不登校やいじめ被害、

触法行為などの問題行動のある子など、


あらゆる子ども達に関する悩みや問題を

市の委託を受けて

広くサポートしているとのお話。


早速事情をお話して、

特に息子が良くないことをしてしまったときに

指導をしたくても

どうしても聞く耳を持ってくれず

暴力を振るって来ることもある、


かといって親として

放置するわけにもいかないし

どう接していけば良いのかわからなくて

困っていると

そんな話をしたところ、


「必ず息子さんに合った声掛けの仕方は

ありますから

一緒に見つけていきましょう」



そんな言葉をかけてくださいました🥺キラキラ



今まで

何をやっても上手くいかなくて

八方塞がりだった私…。


この言葉をかけてもらえたときに

一筋の望みを見出す事ができたような、

救われるような気持ちで

涙が出るほど嬉しかったです泣くうさぎ




次の方の面談の時間もあったので

また次回の約束をしてもらい


先日行ってきました。






すると、






「ここに行ってみてはどうでしょう」



と私に一枚の名刺を見せてくれました。



その瞬間、

私は胸につかえるような

苦しさを感じました。



この方の意図を汲み取ったから。






名刺に書かれていたところは

発達障害のある子達のための

私塾のようなところで。


「この方ならば

きっと力になってくれますよ。」


その方は

優しい微笑みで私にそう言いました。





その教えられた塾のようなところというのは、

発達障害に関係のある方なら

個別療育という言葉で

ご理解いただけるかと思います。



私もすでに

どんなところか調べていました。


年に何十万円もかかります。



定型発達のお子さんのいる

ママ友さんから以前聞いた、


大学受験の

家庭教師代や

塾代なんかよりも高いんです…。


我が家の経済状況を考えると

とても易々と

出せる額ではありませんでした。





結局、

そこを紹介してくれただけで
相談員さんからのサポートなんかは
まるで何も話が出てこなくて
そのまま時間が来てしまい、

次の約束を入れる意味など何も見出せず、
私はお礼を述べて帰りました。


ただ分かったのは
うちの置かれている状況に対しての
適切なサポート先なんて
少なくとも
公的には存在しないって事かな。




相談員さんは

その個別療育が

素晴らしいところだと情報をお持ちで

もちろん悪意などなく

進めてくださったのでしょう。



だけど、

私はこの相談員さんの

あの言葉に救われるような思いだったから…。



「一緒に見つけていきましょう」



なーんだ、そっか。


この方が

サポートしてくれるわけじゃなかったんだ。


一緒に

考えてくださるわけじゃなかったんだ。




そっか…。


私はあの言葉を

勝手に勘違いして、

勝手に期待して、

勝手にがっかりしただけ。