
KARAのジヨンが知英として帰って来た。
しかも所属事務所は日本のスイートパワー。
実際に拠点を日本に移し、完全に日本の他の芸能人と同じ土俵で勝負をしていく。
KARAのジヨンとしてではなく、一人の女優、知英として。
以前のようなKARAフィーバーは既に終わり、VIP待遇でもない。
むしろ日韓関係が悪化した今、あらゆる誹謗中傷が韓国人であるというだけで、ジヨンの身に降りかかってしまうのではないか。
それでもそんな逆風の中、日本を活動の場として選んでくれた。
日本と縁がなかったジヨンが、KARAを通じて日本のファンや日本を好きになってくれた。
そう思えるだけで嬉しくなる。
ジャイアントベイビー、天真爛漫な末っ子。
もともとKARAの中でも特に、無邪気な明るさを感じる子だった。

東日本大震災直後のメッセージ。
メンバーそれぞれ直筆でメッセージを寄せてくれて嬉しかった。
その中でも特にジヨン。
わざわざ日本語で書いてくれて、涙が出るほど嬉しかった。
この頃からだろうか。自分の中で、はっきりとニコルに次いで2番目に好きなメンバーだと自覚したのは。
そしてジェットコースターラブのMVで見せた、まるで天使のような笑顔。
ファンクラブ名となったbicycle。
それは東京ドーム公演での自転車の話に由来する。
「自転車は両輪があって、はじめて前に進める。KARAとファンがそれぞれタイヤとなり、これからも一緒に進んでいきましょう。」
一年後にKARAを脱退するつもりだったなら、こんなコメントは出せない。
つまりこの時点では、ジヨン自身に脱退する気はなかった。
こう考えるのが普通ではないだろうか。
ではなぜか?
それはやはりニコルの決断が大きかったと思う。
留学。
確かにジヨン自身、青春をKARAに捧げてきて、自分自身を見つめ直す環境や時間が欲しかったのは事実だろう。
だが留学だけの理由で、KARAを脱退する決断を下せるとは思えない。
そこにはニコル脱退により5人のKARAでなくなることや、もともと抱いていた韓国芸能界への違和感等があったと思う。
Damaged lady活動時に出演した、トーク番組でのジヨンの表情。とても嫌がっていて母国での番組とは思えないほどだった。
ツアーファイナルの神戸での、あの涙。
ファンへの別れを惜しむかのような、胸を締め付けられるあのコメント。
あれから約1年。
ドラマ、モデル、映画、写真集など。
当初の私の不安を吹き飛ばすかのような連日の快進撃。
だがこうも思う。
もしKARAのジヨンとしてDSP所属のままだったら、ここまで活躍出来たのか?と。
KARA自体、以前より日本のメディアでの露出が難しいことは事実。
となるとやはりスイートパワーという所属事務所による力が大きいと思う。
そういう意味で本当にいい事務所に、移籍出来たと思う。
歌やダンスではない、女優としての活動。
ジヨンが時間をかけて考えた末の結論。
今はまだ、元KARAの知英。
それが世間一般の感覚だと思う。
ファンもKARAファンが大半だろう。
だがジヨン生来の明るさ、人を無条件で笑顔に出来る天性の才能。それが人々を魅了する。
「知英って元々はKARAのメンバーだったんだ。」
こういった声が大半を占める日も、そう遠くない未来だと思う。
だが、私にとっては知英ではなく、いつまでもKARAの末っ子、ジヨンである。
KARAとはギュリ、スンヨン、ニコル、ハラちゃん、ジヨン。
5人のことだから。
「日本からアジア、そして世界へ」
大女優を目指して、頑張れジヨン!!!
