地元広島でインフルエンザの流行が始まったというニュースを(売店で買った新聞で)知り、本日予防接種に行ってきたクズノキワミオヤヂ(介護休暇で休職中)でございます。
まぁ、近況についてチョロっと・・・。
まず、引きこもり状態が続いていた従甥が10月から定時制で復学して通い始め、少しだけバタバタが収まった事と、時間的にゆとりが生まれた事で従姉は先月の22日に東京で執り行われた即位礼に容態が持ち直した祖父と一緒に行ってきました(※自分は留守番。東京は人と連れ立って観光するのは疲れるから)。
10月は保たないと言われていた祖父がどうにかこうにか先月を乗り切りまして、こうして11月を迎えたワケですが、寝たきりが続いた事による影響もあって認知症が進んでしまい、日に日に祖父が祖父で無くなっていく祖父の姿は家族として辛いものがあります・・・。
まぁ、歳が歳ですし、そう考えると祖父は今までよくボケずに元気で居られた期間が長かったと思いますし、こればっかりは人間、こうなってしまうとどうしようもないです。
もう先は長くない中でもまだ車椅子に乗せて外出が出来るうちに今月はどこか連れて行ってやりたいと思っています。まだボケる少し前に病床の祖父が「海田市(駐屯地)の桜並木を見たい」と言っていましたけど、今の季節は11月・・・。
しかし、今の祖父の状態では来年の4月はもう無理だというのはこの時の祖父も薄々分かっていたと思いますが、それでも祖父にとっては戦時中は旧日本軍の軍事物資の集積地だった頃から戦後の警察予備隊(保安隊の前身。後の陸上自衛隊)の発足で進駐軍から返還された集積地跡に出来た海田市駐屯地で教官をしていた頃までずっと縁のあった思い出の場所・・・。
まだシャキシャキしてた頃(20年くらい前)に記念行事での火砲や戦車の放つ爆音と硝煙が軍隊時代を思い出し、いたく懐かしでいた祖父の顔が印象的でしたので、今月末にある海田市駐屯地記念行事へのお出掛けが最後の祖父孝行だと思い、従姉と自分が連れて行ってやろうと思います。