
鯨肉を使った竜田揚げ、大和煮、オーロラ煮。たぶん、今の若い人は知らないでしょうが、自分が小学生の頃、学校給食では牛肉や豚肉よりも安価な鯨肉を使った献立が主流で、お肉と言えば鯨肉でした。広島に移り住んでからは祖父が猟をやっていたからイノシシやシカもよく食べていたので、普段、肉屋で肉を買う事自体があまり無かったです。というのも、戦前世代の祖父母や焼け跡世代(戦中生まれ)の父は鯨肉=代用肉=粗悪な安物肉(臭い、不味い、噛み切れないくらい固い)というイメージが強かったらしく、加えて“金を払ってまで肉を食べるという発想がそもそも無かった”のも理由の一つだと思います(※山に入れば獣が穫れる&割高で少ない量の肉を買う出費よりも、仕留めればまとまった量の肉になる狩猟(弾代)の方がずっと安かった)。ただ、自分自身はイノシシやシカの肉の連食(後半は干し肉ばっかり)で食傷気味になり、家では食べられない鯨肉が学校給食で出される日は嬉しかった記憶があります。ちなみに最近になって山梨の“鮮魚店”で売っていた鯨肉の惣菜(大和煮)を食べる機会があったのですが、子供の頃に食べた鯨肉とは肉質や味も全然違ってて全く美味しくなった・・・。(←捨てるのもアレだから日本酒で流し込みましたけど・・・)最後に鯨肉を食べたのは中学生(※ちょうど商業捕鯨が禁止される少し前で鯨肉の需要も落ちていた頃)で、もう30年以上前の記憶だから正直どんな肉だったか記憶が曖昧だし、学校給食の鯨肉の種類も実は良く知らないから何とも言えないのですが、少なくとも鯨肉はもう食べたいとは思わないかな・・・。そして学校給食における鯨肉の献立で今でも疑問に思うのが、男子には人気の鯨肉でも、何故か従姉も含め、女子には鯨肉が嫌いな子がかなりの確率で多かったのはアレって何でなんでしょうね??今は聞かないけど「妊娠中や授乳期は鯨肉を食べちゃいけない」なんて事を祖母や叔母が昔言っていたような気がしなくもないけど、何か関係あるんですかね???