いつの記事で触れたか忘れましたが、ここのクラブのママは2つ年上の幼なじみになる“お文さん”(←幼なじみのテルボーの実の姉貴)という肝っ玉のデカいママ──自称“○○(←繁華街の名前)一番の美人ママ”──が切り盛りしていて、この日はクラブを貸し切り状態にし、親しい人間(幼なじみを始め、中高時代の元不良仲間や悪友、幼なじみ繋がりの旧友)が集まり、少し早い誕生日パーティーを開いてくれました。
集まった人の中には顔見知りのホステスさんも数名駆け付け、持参した手料理(巻き寿司や煮物)を差し入れてくれました。
これでも一応、高級クラブ(会員制)に部類されるお店のはずなんですが、お文さんの竹を割ったような豪放磊落な性格やクラブの経営方針もあり、そういった本来敷居の高いクラブには似つかわしい、庶民的でアットホームな雰囲気のお祝い、気心の知れた人間だけの集まりなことから、お堅い場所や空気が苦手な私も変に緊張しなくていい場所です。
んで、ちょうどこの日は待ちに待った万年筆の名入れ刻印が無事に終わり、購入した文具店でこれ↓を受領。


買ってもらったのは広島東洋カープの25年振りのセ・リーグ優勝を祝した数量限定の万年筆。
その足でお文さんのクラブに顔を出し、ワイワイガヤガヤと楽しくお食事タイム。
アルコールも回って非常に気分が良くなった頃、飲食の最中に再びプレゼントの万年筆を取り出してプレゼントを披露。
集まったメンバーの中には万年筆を買ったことがない、使ったことがないという人がほとんどな上、地元でもとにかく話題のカープの優勝記念の万年筆の実物だったので、皆しっかりと万年筆に食い付いて来ましたのでますます気分はアゲアゲ↑↑↑
そうこうしているうちに夜も11時を過ぎ、終電も近いことからお開きとなりました。
ここまでは良かった。
問題がその帰り。
ほろ酔い気分で近くの電停まで友人に肩を貸してもらいながら歩き、広電に乗ってから広島駅まで戻り、ここで友人と別れて汽車に乗って地元の玄関口たる駅で降り、タクシーを拾って自宅に帰ったのですが、翌朝になって文具店の厚手の小さな紙袋に入れて確かに持ち帰ったはずの万年筆を入れたケースが紙袋の中から忽然と無くなっていて、家中探してもどこにもないことに気付きました…((((;゜Д゜))))
それだけでなく、上着のポケットに入れていた免許証とPASPY(広島地域で使える交通系ICカード)、プリペイドカード(※乗車カードの残高分、未使用の図書カードとQUOカード、合わせて約8,000円相当)が入った免許証入れも無くなっていました……。
ちなみに上着の反対側の内ポケットに突っ込んでいたタクシーのチケット(※普段利用するタクシー会社のタクシーで精算時にタクシー代と固有のIDを書き込んで運ちゃんに渡してその場では払わず、後日決済する小切手みたいなもの)とケツポケットに入れていた小銭(数百円)だけは残っていました。
店を出る時、広電に乗った時は確かに紙袋の中に入っていた、免許証入れも上着の内ポケットにボタンを留めて入れていたのは覚えているのですが、汽車に乗った後は酔いと電車の心地良い揺れから普段は公共交通機関では寝ない私はつい眠くなって少し寝てしまい、タクシーに乗った後も完全にイビキをかいて寝ていた(らしい)ことから、この間は記憶が曖昧、覚えていないため、おそらく汽車とタクシーに乗ってる間に万年筆と免許証入れをどっかにやってしまったらしい。
汽車に乗る時に紙袋の中身は確かに確認したし、免許証入れもしっかり仕舞っていたから落としたとは考えにくく、真っ先に“置き引き”を疑いました。
それから朝一番で最寄りのポリ署に置き引きにあったかもしれないと相談したのち、念のため汽車とタクシーに電話して落とし物がないか問い合わせてみましたが18日現在、未だ見つからず…。
今年は苦しい家計の中、ひよこ(従姉)がせっかくプレゼントしてくれた割合高価な万年筆、名入れ刻印で結構待たされてやっとの思いで受け取ってウマウマホクホク気分だったのに、一転して悲しみと悔しさのどん底に叩き落とされ、万年筆を無くしてから今日までずっと凹んでおります……(泣)
万年筆もそうですが、免許証とPASPYを失ったことで日常生活にも影響が出たのは言うまでもなく、まだ万年筆を失った悲しみの傷が癒えぬまま免許証の再発行とPASPYの買い直しなどでリハビリが1日潰れ、通所にも支障を来しましたよ…。
断定は出来ないけれど、置き引きに遭うのは未遂も含めれば人生で6回目──日本国内ではこれが初めての経験(※過去にビルマとマレーシア、インドネシアで各1回、アメリカのハワイとカリフォルニアで各1回)。
若い頃はじい様の戦没者慰霊祭の付き添いや射撃旅行で東南アジアやアメリカに何度も渡航した経験(と置き引き被害)から防犯意識が養われ、日本に住んでいても常に気を張って生活していたつもりですが、心のどこかでは“日本は世界的に見れば治安はかなり良い方だ”“まさか自分が…”という意識や、誕生日祝いとお酒で気が緩んでいたことが仇となってしまいました…。
実は、万年筆を買ってくれたひよこには免許証入れを無くしたことは話しましたが、万年筆を無くしたことは未だ言い出せず、ずっと黙ったまま…。
先述の通り、苦しい家計の中で彼女がやりくりして買ってくれた高価な万年筆を名入れ刻印が終わって受け取ったその日に無くした(盗られた)なんて、私の口からはどうしても言えません………。
「万年筆は??」と聞かれた時の対応はどうするのか?
バレないように同じ万年筆を買ってその場を凌ぐか?
いやいや…そもそも数量限定の万年筆で既に完売しているし、仮にまだ売っていたとしても、今の万年金欠病の私が定価で買えるワケないじゃないか?
似たような万年筆を買って誤魔化そうにもデザインがかなり特徴的で見た者の印象に
強く残る万年筆だったし、この万年筆を選んで買ってくれたのは彼女──絶対に誤魔化せるワケがない。
つーか、完全に無理ゲー、アウト、詰んでるし…。
本当にどうしたものか…………。
自分のゼニで買ったものを無くす・盗られるのは完全に自己責任であきらめも付きますが、人からプレゼントされたものとなると何とも言えない罪悪感に苛まれ、夜布団に入る度になかなか眠れない今日この頃です……。