今はちょっとゼニがなく、まだOHに出せないのですが、自分に出来る範囲内で軽く掃除。
といっても、着古したTシャツで軽く本体を拭いて汚れを落とし、風防は手元にある仏壇磨きを薄く取ったコットンパフで表面のスリ傷を落とせる範囲内で取る。

↑ケースの掃除、風防の研磨をする前
↑ケースの掃除、風防の研磨をした後画像では違いが分かりにくいですが、風防は角度を変えて見るとスリ傷はだいぶ減って目立ちにくくなりました。
※風防ややボコボコして見えるのは長年寒暖の激しい環境に晒されたコトによる経年劣化によるものと思われます。
あと、出てきた時は気付かなかったが、ケース本体は薄いスリ傷はチラホラあるものの、深い傷や打ち凹み、錆などもなく、なかなか状態はよく、機械の工作精度、そしていいバイト(刃)を使っているのか、部品同士の公差(隙間)は非常に少ないし、ケースやベルトを留める四本の足もエッジが立っており、足の裏のミーリング加工跡も筋の立った綺麗な仕上げです。
このモーリスは高級な部類の時計ではないと思うんですが、廉価な時計であっても細かい部分でも手を抜かないのはさすがスイス製といったところで、日本製と比べても同等かそれ以上の作りだと見て取れますし、現行の生半可な時計よりはずっと高級感のある作りだと思います。
これ、エッジがダレないように綺麗にパフ掛けすればものすごく見違える気がしますよ、きっと。
まぁ、だけど…自分はこのひいじい様の時計のやや使用感のあるそのままの風合いが気に入っているため、ケースに関してはあえて研磨はしない。
風防は基本的に消耗品だからダメになれば交換するのは当たり前だけど、特にヒビや割れがなく、スリ傷や軽い打ち凹みくらいなら研磨すれば問題ないですし、視認性に支障がない程度の傷もひいじい様とこの時計の歩んできた歴史と解釈出来るので、研磨もほどほどで済ませた。
ほんの些細な手入れだけど、ちょっと愛着が湧いてきました(^^*)
自分の好みとする機械式時計(手巻き)の理想はこういう時計だから、これから集めるアンティーク時計の方向性みたいなものがちょっと見えてきたかな?
