根勝ち! | 華麗なるヲタ族 ~哀と自虐に満ちた独り言の日々~

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ヲタクで変人、社会のはみ出し者を自称する広島のアウトロー【クズノキワミオヤヂ】が戯言・寝言・妄言・世迷言・虚言・失言・暴言などをグダグダ垂れ流す独り言ブログです。

どうも、南部廣洲です。

実は今日、地元のリサイクルショップでずっと前から目を付けていたブツをようやく手に入れました。

店主の首を立てに振らせる…じゃなくて、振ってもらえるまで苦労しました(笑)

しつこく食い下がってまで欲しかったのはコレです。
















最初に出会ったのは確か4月の終わり頃。

ちょうど【リコーフレックスダイヤ】をネトオクで手に入れて修理に出していた時にたまたま立ち寄った地元のリサイクルショップ(というか、怪しい骨董屋に近い…笑)を冷やかしでブラブラ眺めていると、ショーケースに一台の古ぼけた二眼レフ──それがコレ、【リコーフレックスⅦ】でした。

ネームプレートに“MODEL Ⅶ”と入っていたコトからじい様が持っている【リコーフレックスⅥ】の改良型であるコトはすぐに分かりました。

かつて社会現象にまでなった昭和20年代半ばの“二眼レフブーム”を日本に巻き起こし、一般庶民に本格的に自家用カメラを普及させるキッカケとなったリコーフレックス・シリーズの名機がこんなゴミ捨て場一歩手前のような場所にポツリと置かれている様は正に【掃き溜めに鶴】とはこのコト。

コレにはもちろん興味が湧き、店主に頼んでケースから出してもらって手に取ってつぶさに眺める。

パッと見、サビらしいサビもなく、キズや打ちヘコみも見当たらない結構な美品。

レンズはやや油膜がかかったような感じで汚いものの、拭きキズやコーティングの剥がれもなく、レンズ内は微細な埃やゴミの混入は確認出来るも、目立つようなカビはないコトからちゃんと掃除してやればキレイになりそう。

ピントグラスは見にくいというほど特に汚れているようには見えず、明るさも使用上問題なさそうだったのでおそらくミラーの腐食もまずないだろうと思われる。

巻上げノブはぶつけるか何か、はたまた工作精度の問題なのか、軸がやや歪んでいるようですが巻上げには特に問題無さそうのでたぶん大丈夫。

そうしてあちこち眺めていると店主が横から「それ、シャッターが切れないから壊れてるみたいなんだ」と話しかけてくる。

ならばと思い、一応シャッターをチャージしてレリーズしてみる。

「カコっ!……ペチ!」

ややシャッターは粘るものの普通に切れた。

どうやら店主はシャッターをチャージしないとシャッターが切れないコトを知らないらしい。

というコトは、ここの店主はカメラは全くの素人…ならばと思い、それとなく素人を装って「コレって直せば使えるのか?」とワザとらしく尋ねると「私はカメラはよく分からないんで…」──と、期待通りの答え(笑)

「よっしょあっ!」と、心の中でガッツポーズを決め、早速値切り交渉を開始。

ちなみに値段は15,000円。

外見こそはまぁまぁな美品ですが、元が大量に作られた安価な大衆機だし、しかも半分ジャック品に諭吉1枚と一葉1枚も払う気なんてサラサラない。

なので当然のように「直るかどうかもハッキリしないモノが15,000円は高い。1,000円にまけろ」というコトでまずは1,000円から交渉スタート←イヤイヤ、オカシイダロウwwww

なお、この時点では「相手はずぶの素人だから少し粘って食い下がればあっさり値切られるだろう」と考えていた。

何故なら自分は長年培った、少ない予算での買い物における値切り交渉術や殺し文句を駆使して商売人や店員を相手に幾度となく出し抜いてきた経験や自信があったからだ。

が、しかし…コレがのちに果てしなき長期戦になろうとはこの時は全く予想していなかった。

当然、店主は「お客さん…ここは誰の引き取り手のないモノが流れてくるガラクタを扱うお店ですから、中古品の値引きはちょっと…」という感じで、私のそんな無茶苦茶な値引きは一切応じられないと一蹴。

それからお店が閉店するまで5時間くらい交渉するものの、両者は一歩も譲らないコトから戦線は膠着状態。

結局その日は退散するコト。

もちろん、これしきのコトであきらめるワケもなく、コレがセコケチの闘志に火が点き、それから毎週、用事がない限りクルマで片道2時間かけて土日に店に訪れては2~3時間は居座って値引き交渉をするコト3ヵ月、入院中の2ヵ月ちょっとは散発的ながら根気よく通い、一時退院してからも毎週のように訪れて口説き続けました(苦笑)

そんなキ○ガイじみた私のしつこさに店主もついに根負けしたようで「わかったわかったっ。もうお客さんの熱意には負けたから勘弁してくれ。一切クレームや返品を出さないと念書を書いてくれるなら値引きするよ。5,000円…これ以上はまがらない」というコトで、「仕方がない…手を打ってやろう」というコトで、5,000円で購入。

自分が提示した値引き額の1,000円ではなく、5,000円で買ったコトから一見こちらが妥協したように見えますが、妥協したのは店主の方です。

実は1,000円にまけろというのはデタラメで、本当に1,000円にまけてもらうつもりなんてサラサラなく、1,000円でも2,000円でも値引きしてもらえれば儲けモンくらいにつもりでいました。

本当の狙いは自分が提示した無茶苦茶な値引き額と毎週の押しかけで店主に圧力をかけ、店主の様子を観察しながら可能な範囲まで値切るコト。

ただ単純に「1,000円にまけろ」とか言っていては大した金額は値切れませんが、こうやってワザと無茶苦茶な値引きを延々としつこく持ちかければ、ヒトのいい店主は少しでも客の希望に添えるよう最大限の努力はするだろうから、結果的には大幅な値切りも出来る。

要するに、この値切り方法は店主の“人柄”や“頑張り”次第というコトです。

ちなみにヒトの悪い店主の場合は顔や言動に表れて直ぐに分かり、こういうヒトはいくら値引き交渉しても無駄なのは経験上分かっているコトなので初めから取引しません(苦笑)

時間や労力の無駄だし、精神衛生上あまり好ましくないので…(´Д`)



まぁ、値切り方が汚いと罵られるかもしれませんが、商売勘定に綺麗も汚いもないし、こういうのはアタマを使った者の勝ち(笑)

「如何にセコケチに安くモノを仕入れるか」──趣味絡みの買い物はとにかく値切るのが私のスタイルです(苦笑)



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