9日に【マルゼン CA870 ソウドオフ】の購入経緯について書きましたので、次は実際に手にした感触や気付いた点について写メを交えながら書いてみようかと思います。
まず、箱を開けて実際にCA870を手にして驚いたのはその重さ。
今まで軽量なKTW製のイサカM37・ソウドオフ(以下、“イサカ”)を使い慣れてきたのもありますが、イサカよりも全長が短くコンパクトにまとめられているにも関わらず、見た目よりもズッシリした手応えにはちょっと驚きました。
ただ、この手のポンプアクション・ショットガンは両手で扱うコトを考えれば全く問題のない重さ(メーカー公称は1,300g。ちなみにイサカは約780g)で、平均的な体格の持ち主であれば苦もなく扱えるちょうどいい重量バランスです。
次に、外見に目を向けてみると、マルゼンお馴染み(?)のグラスファイバー入りABS樹脂(以下、グラスファイバー樹脂)の灰色がかった色合いと梨地状のザラザラとした質感が目を引きます。
このグラスファイバー樹脂は普通のABS樹脂よりも頑丈で、歪みやたわみにも強い、ガッチリとした剛性感が特徴ですが、この樹脂は好き嫌いが分かれる素材なのか、この独特の質感と手触りを嫌う方も少なくないとか。

↑フレーム左側面。グラスファイバー樹脂そのままの無塗装仕上げ。ここは好みの分かれる箇所ではありますが、ゲームで使うコトを想定されたこのCA870の性格を考えれば妥当な仕上げじゃないかと思います。

↑エジェクションポート。一見、可動しそう雰囲気ですが、ボルトは無可動のダミー。しかし、別パーツで作られており、エキストラクターもモールドながら再現されています。

↑トリガー周り。流線型を描いたトリガーガードと緩やかなカーブを持つトリガーはなかなかどうしてか、いい形をしています。ちなみにトリガーガード前方にあるレバー(アクションパーロック)は無可動(別パーツ)で、コッキングを解除する機能はありません。


↑クロスボルトタイプのセフティ。上の画像がOFF、下の画像がONの状態です。ただ、私みたいに撃つ瞬間までコッキングを行わない者にはあまり必要ない機能です…。
ちなみに私はAPSー1 グランドマスターやAPS TYPE96を持っていますから、このグラスファイバー樹脂は見慣れていますので、私はこのCA870の色合いや質感は嫌いじゃないです(^^*)
そして、このCA870の最大のウリであるAPSシリーズ譲りのキレのいいトリガーとコッキング。
雑誌やネットでも触れられているように、このCA870にはAPSシリーズのトリガーメカを簡略化したモノが組み込まれているそうで、トリガーの遊びが少なく、トリガーを引いてからピストンがリリースされるまでのタイムラグが短いなど、APSライフル並のスムーズでいてシャキッとした軽いトリガーフィーリングをわずか1万円ちょっとで手に入るのですから、まさに驚異的です。
あと、実測はまだしていませんが、カタログによると初速は284fps、エネルギーは0.75Jという電動ガン並の弾速とエネルギーを叩き出す割りにコッキングはとても軽く、このおかげで連続したポンプアクションも楽に行え、射撃姿勢も崩れにくいので、エアコキとしては非常に精度の高い速射が可能です。


↑フォアグリップとリアグリップ。こちらも本体と同じグラスファイバー樹脂で出来ています。遠目に見ればモノホンの木グリに見えなくもないので、個人的にはプラながらよく出来ていると思います。フォアグリップはイサカよりも滑り止めのパターンの間隔が広くて滑りにくく、リアグリップも細身で握り易く、スムーズなコッキングに一役買っています。


↑フロントスイベルとリアスイベル。どちらもカチっとした作りですが、リアスイベルを留めるネジがプラスなのはちょっといただけませんね…(^^;)


↑チューブマガジン周り。お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、このCA870のフォアグリップの左右から2本のアクションバーが伸びています。大抵のショットガンは片側のみにしか付いていませんが、このようにアクションバーを2本付けるコトで剛性に劣るプラスチックのフレームでもコッキングの圧力が左右均一に加わり、片側だけに負荷がかからないので、スムーズなコッキングが実現されています。ちなみにチューブマガジンは金属ではなく、普通のABS樹脂でただの“筒”です。
さらに、CA870のすごいところは、ショットガンを模したエアーガンとは到底思えない高い命中精度。
まだ詳しいテストは行っていませんので、飛距離はどれくらいか、長距離でのHOPのかかり具合は解りませんが、玄関から廊下を経由した台所の端までの距離(約10m)で軽い試射を5回ほど行ったところ、適度に固定ホップが利いているのか、弾道は素直で真っ直ぐ伸び、10m先の350mlの空缶は5回とも全てヒット出来ました。
ちなみにこのソウドオフ・モデルにはサイトの類いは一切付いていませんので、全て目測で撃ちました。
長年、サイト無しのイサカを日頃使い慣れ、APS競技にも幾度となく参加(※練習会や記録会がメインですが…苦笑)し、ターゲットに当てる“コツ”を経験則として掴んでいたからとはいえ、おおまかな目測で狙ってここまで当てられるとは大したモノです。
これだけ真っ直ぐな弾道で命中精度がいいならマウントを付けてスコープを載せれば近・中距離で“簡易狙撃銃”として使えるのでは?とちょっと思えてきました(笑)

↑レシーバー上部。ソウドオフ・モデルらしく、サイトはなく、縦に浅い溝(セレーション)が施されているのみの簡素な作り。ただ、私はこれでも十分サイティングは出来ます。
さて、最後になりましたが、これより先はCA870の気に入らない点や気になった点、その他について載せてみます。


↑バレル上部とトリガーガード下部。うっすらですが、パーティングラインが残っています。まぁ、1万円ちょっとの価格帯を考えればコストダウンの都合上、仕方がないのかもしれませんが、これはちょっと何とかならないものか…σ(^^;)


↑刻印。グラスファイバー樹脂という素材の関係で刻印が見えづらく、写メでは判り辛いです…(^^;)ちなみに上の画像の“CA870”の刻印の下にある“MH”の横はモザイクをかけていますが、これはシリアルナンバーです。おそらく大丈夫だとは思いますが、万が一、この番号で所有者が私であるコトが特定され、個人情報が漏れてしまっては困るので、一応モザイクをかけました(笑)

バレルの根元(左側面)にある謎の凹み。何のために付いてるんでしょうか…。気になる…(汗)



↑ボックスマガジン。ローディングゲートから突き出す形で装着するこのマガジンはリアリティーの観点から見れば不格好に映りますが、マガジン自体はコンパクトで軽く、装弾数も40発と多く、マガジンチェンジも容易なので、非常に実用的で使い易いです。オマケにマガジンのお値段は714円(税込)と安いので、予備に2、3個ほど買っておけば十分な弾数になります。仮にゲーム中に紛失や破損して買い替えも利くので、財布にも優しいですし(苦笑)
まぁ、紹介はこんな感じですかね。
次回は詳しい実射テストや簡単な分解なんかも出来たらやってみようと思います。
ほいだら(*^^)ノシ