前回に引き続き、同好の士であるF氏から頂いたジャンク品のモデルガンをもうひとつ載せてみるコトにします。


このシルエットを見てお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、これはかつてマルシンがACG(アメリカン・コレクターズ・グループ)のブランドで販売されていた南部式小型自動拳銃(のジャンク品…苦笑)です。
ちなみにこの南部式小型自動拳銃(←名称が長ったらしいので、以後、愛称である“ベビーナンブ”と略す)、現在もマルシンからダミーカート仕様が販売されており、御賜モデルと東京砲兵工廠モデル、東京瓦斯モデルといった刻印違いのバリエーションがあります。
ただ、最初にも前置きした通り、今回手に入れたものは可動品の新品ではなく、部品がいくつか欠品したジャンク品。
パッと見た限りでは、グリップとマガジン一式、エキストラクター、ファイアリングピンとスプリングを保持・固定するボルトロックが欠品。
当然ながら元箱や取説、カートリッジも付属していません。

↑左側面。グリップが付いていない(グリップを固定するスクリューも欠品)ので、向こう側がまる見え(苦笑)。風通しが良すぎて見ていて寒くなる…(-_-;)

↑右側面。写メでは見えにくいかもしれませんが、グリップに隠れて普段は見えない“24KGP”という刻印と金属モデルガンの証“SMG”の検査マークが見てとれます。

↑エジェクションポート(排莢口)付近。ボルトに付いているはずのエキストラクターが欠品。ちなみに四つの円が重なったようなマークは東京砲兵工廠を示す刻印。写メではやや見え辛いが、エジェクションポートの後に“御賜”の刻印が微かに見えます。

↑コッキングピース後方。ファイアリングピンとスプリングを押さえ込むボルトロックが欠品…。何とも中途半端な…(-_-;)

↑コッキングピースを外してずらした状態。調べてみるとボルトロックだけでなく、ファイアリングピンやスプリングも付いていない…(汗)ちなみにこの状態でコッキングピースを引いてもボルトロックがないのでボルトは一緒に後退せず、閉鎖状態のまま…(^^;)
同志によると今から10年くらい前に近所のショップで中古品(←4,000円弱)として手に入れたものらしく、買った時からこの状態だったとか…σ(^^;)
ただ、彼もコレを入手した当初はこのベビーナンブを修復するつもりだったらしく、マルシンに部品の在庫を問い合わせたようですが、当時はベビーナンブが絶版して久しく、 部品の在庫がなかったため、計画は頓挫。
それから10年近く、押し入れの隅に仕舞い込んでいたものの、置場に困り、処分しようとしていたモノが私の目に留まったというワケです。
ただ、当初はこのベビーナンブを引き取るつもりはなく(※既にこれと同じ御賜モデルを1丁持っていたため)、特にこれといって興味も湧かなかったのですが、そのあまりにも中途半端なジャンクぶりが不憫になり、見ているうちに放っておけなくなり、結局引き取ってしまいました(苦笑)
まぁ、こうして出会ったのも何かの縁…――どうせこのまま押し入れの肥やしか転売という“たらい回し”にされるくらいなら我が家で引き取り、直してやる方がはるかにマシでしょうしね…(^^;)
とりあえず、マルシンに部品の在庫状況を問い合わせてみなければ…。