長らくお待たせしましたが、前回に引き続き、今日も新日本模型・MGC(旧MGC)製の金属長物、『トンプソンM1921・シカゴタイプ』について書いていきたいと思います。
前回はモデルガンにおけるトンプソンの歴史について簡単に解説をしていきましたので、今回は直接手にした感想を。
まず、今回紹介したモデルは2004年の終わりごろに新日本模型から再販され、好評を得たことから2006年6月ごろに追加で再販されたCPーHW仕様の新品を入手したものです。

↑ちょっと見えづらいですが、右側にSMGマーク。左側には製造年月日を表す“06.06”が打刻されています。
まず手にして感じたのはその半端ない重量!
実測はしてないんですか、昔海外で手にした本物のトンプソン(M1928A1)とそう重量が変わらないコトから普通に5kg超えしているかと。
おそらく私が所有する金属製長物モデルガンの中ではかなり重い部類に入るのでしょうね…(^^;)
たぶん、最近のプラスチック主体のエアーガンやモデルガンに慣れ親しんだ若いユーザーには衝撃を受けるかも知れません(苦笑)
前回もブログに記したとおり、発売からかれこれ実に40年もの長きに渡り販売されたモデルなので、その間にも様々なバリエーションが存在し、火薬は紙火薬からキャップ火薬へ、カートリッジはオープンカートからCP、そしてCP-HWへ、フォアグリップ、ピストルグリップ、ストックの部材も生産時期によって違うなど、その他にも細かい違いを挙げれば枚挙に暇がありません。



↑ウォールナット製のフォアグリップ、ピストルグリップ、ストック。強化プラスチックを装備した最近の軍用銃にはない温かみの木製部品と冷たい金属部品とのコントラストが実に美しい…。
ちなみに発火性能ですが、幾度かの改修とマイナーチェンジを繰り返し、時代と共に改良を続けられた結果、現在市販されている金属製長物モデルガンの中では折り紙付きのBLK性能ではないかと思います。
聞いた話ではキャップ火薬やCP-HWがまだなかった時代に販売された初期の紙火薬仕様のオープンディトネーター方式の頃からそこそこ調子が良かったらしく、ちゃんと調整してやればドラムマガジン全弾を撃ち尽くすコトも可能だったとか…(゚o゚;)
昔からMGCトンプソンはさしたる調整をしなくとも箱出し状態から絶好調に動くモデルガンで、火薬にトラブルがなければほぼ100%作動する性能でしたが、このモデルは新日本模型・MGCが休業する直後(2006年6月製)のモデルなので、昔に比べてやや作りが雑になり、何となく作動に“滑らかさ”がなくなったような気がしないでもないです…(-_-;)
もちろん、買ってすぐに一旦バラしてボルトやシア、レシーバー内面を磨いて、スムーズに動くよう手直ししましたので、39発全弾、ノントラブルでBLKさせるコトが出来ました
ちなみに反動はボルトの質量が軽いコトもあり、ほとんど感じられず、撃ち味は昔グアムで撃った本物のトンプソンより少し軽いぐらい。連射速度も実物よりほんのわずかに早く、カートリッジのエジェクトも実物よりも重たいCP-HWカートリッジにも関わらず、変にバラつくコトなく、同一方向にキレイに宙を舞う姿は本物以上の素晴らしさがあります。
ただ、前回もブログで書き記した通り、すでに絶版モデルであるこのトンプソンは、今後の部品供給やアフターサービスが難しくなるコトを考えますと、あまり気軽にパンパン撃つわけにもいかず、最近はもっぱらディスプレー用に甘んじています…(=ω=;)
特に消耗品のカートリッジは新品で調達しようにも今では手に入りづらいですし、カートリッジの価格も割高(10発入りで2,625円。一発当たり262.5円!)、オマケに数を撃つものですから、数を揃えようとすればとてもじゃないですがサイフが持たない…(汗)
せっかくのBLK性能もこれでは宝の持ち腐れですよ…(/_;)
うーん……やはりここはトンプソン用のディト一式をもう一つ手に入れて、これを元にタニコバの使い捨てカートリッジが使えるように改修するべきでしょうね…(^^;)
考えてみる価値はありそうです。
追伸…

↑書き忘れてましたが、ドラムマガジン以外にも通常の20連BOXマガジンも装着可能です。これはこれで似合ってます♪