8月初めにセブ島で大規模な火災が3ヶ所同時に起きました。
それも、貧困層が多く住む場所で。
大規模な火災が同時に起きると消火は困難です。
今回の火災で250世帯、1000人以上の方々が家を失い
今も避難所での生活を余儀なくされています。
避難所の様子

物資の配給を待つ人々

フィリピンでは、
同じ土地に2年以上住み続けると、その土地はその人の物になる
という変わった法律があります。
2つの事をお伝えしましたが
…なぜ不可解な火災が起こるか、推測出来ますかね?
急速に人口が増え続けるフィリピン。
でも、貧困層は家や土地を買う余裕はありません。
空いてる土地を見つけては、不法に住み着きます。
彼らにはそれしか、方法がないのです。
でも、土地の所有者からしたら、2年以上住み着かれて貧困層に土地を取られたら、たまったものではありません。
そこで、2年以上経つ前に貧困層を追い払おうと
…火をつける。
それも、数カ所同時に火災を起こすことで、消火困難にさせる。
これが、大規模火災の仕組みです。
勝手に住み着いている貧困層が悪いと言われてしまえばそれまでです。
でも、行く所がないのです。住む場所も、お金も。
貧困層が被害者になるシステムが構築されています。
避難所の子供達

これを変えるには、国を変えるしかありません。
私が働かせてもらっているボランティア団体では、貧困層から将来、国のリーダーになる人を育てるため、子供達の教育支援を行っています。
もちろん、今回の火災の被害に遭った方々への物資の支援や、去年、甚大な台風の被害に遭ったレイテ島の支援等も行っていますが、根本的な貧困問題解決のため、貧困層の子供達への教育支援、これが重要だと思っております。
次回、詳細に書きます。
読んでいただきありがとうございました。
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