上郡には、法雲寺という赤松円心ゆかりの由緒ある禅寺があります。

苔縄という落ち着いていて静かな集落の丘に佇むお寺。

集落のほとんどの方は別のお寺の檀家さんであるにもかかわらず、

歴史あるこのお寺を守ろうと寄付を募って建てたという立派な本堂があり、

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あ、顔はめ…!

 

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寄付のお名前に金閣寺・銀閣寺が!

 

先の住職が、もっとお寺を活性化しようと建てたらしい

立派な坐禅堂も傍らにあります。

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ここで坐禅したら、ほんとうに落ち着きそう!

 

そして、境内でその存在感を放つ

ビャクシンの大木(県の天然記念物)

 

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大樹大好き人間としては、たまらない木でございました。

そこから放たれる気、

木の周りをぐるっと回りながら、どこから見ても

ため息が出るような、そのお姿。

樹皮の質感、流れるような幹。

 

写真ではなかなか伝わらないので、

実際に足を運んでみていただきたい木です!

 

そして、ビャクシンの奥の円心堂には、

赤松円心像も彩り鮮やかにいらっしゃいます。

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このような立派なお寺も、先の住職さんが亡くなられたあと、

住職不在のまま数年。

本山からも大切にしていただいているお寺らしく、

わざわざ毎月京都から建物の管理をするために上郡まで

足を運んでくださっているとも聞いています。

 

これだけのものを

ただ放置しておくのは余りにももったいない、という声が

そこかしこから聞こえてくるので。

 

力が集まれば、何かが起こるかも!

乞うご期待。要チェックですよ!