
私が暮らす
バンコクから車で
5時間ほど南下したところにある
海辺の田舎町
プラチュアップキリカンには
タイ空軍の基地があります。
かつて
太平洋戦争が開戦した
1941年12月8日には
基地内の海岸に
日本軍が上陸して
激しい戦闘が行われた
悲しい歴史もありますが
対日感情はとても良いです。
お店からバイクで
5分ほどの
空軍基地とも近い場所に
小さな祠があります。
ユワセンという精霊が
祀られた祠ですが
かつて戦争中は
この近くに日本軍の司令部が
置かれていたと聞いています。
その名残かどうかは
わかりませんが
この祠を
(コンクリで作られた)
日本軍とタイ軍の兵隊さんの人形が
仲良くお守りしているのです。

これが日本軍の兵隊さんです。
鳥居もありますが
これは最近行われた
地元のお祭りの際に
設置されたベニヤ製の鳥居です。

これはタイ軍の兵隊さんです。

祠の短い参道の両側も
やはり日本とタイの兵隊さんが
共同警備しています。
ここへ来るたびに
私は日本人として
ほっこりしてしまいます。
この町が
両国の交戦という
悲しい歴史があるのにも関わらず
日本との関係を
大切にしてくれているようで
嬉しいです。


タイの祠は
神社のようなものだから
私も時々訪れて
手を合わせていきます。
この静かな町の
優しい人々の安全と幸せと
日本とタイの
良い関係が末永く続くこと。
そして
お店(富士山)の繁盛を
祈っています。
祈っています。