訃報。さようなら、忍者。 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。7年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンでタイ妻と日本料理店「富士山」を開店。お陰様で只今、7年目です。

 

 
近いうちに
うちにお迎えすることになっていた
黒い仔猫の”忍者”が
突然、亡くなりました。
 
 

昨日の夕方
Eさんが息せき切って
お店にやってきて
忍者が犬に嚙まれてしまった。
申し訳ないと
沈痛な面持ちで告げられました。
 
 
 
EさんとTさんの家には
犬が20匹います。
 
 
 
そのうち、家の中にいる
大型犬5匹は
仔猫を舐めてあげたりして
仲良く同居していました。
 
 
 
でも、忍者は
家人の隙をついて
家の外に探検に出てしまい
たまたまケージから出ていた犬に
襲われてしまったとのこと。
 
 
 
Eさんは急いで
傷ついた忍者を
病院に連れて行ったのですが
もう成す術はなかったそうです。

 
撫でさせてもらった
忍者の亡骸には
まだ温もりが残っていて
毛が柔らかでした。
 
 
 
ただ遊び疲れて
ぐっすり眠っているか
ようでした。
 
 

自分たちの注意が
足りなかったと
しきりに謝るEさんに
これは誰が悪いのでもなく
事故だから仕方がないです。
 
 

誰もこんなつもり
じゃなかったけど
起きてしまったのです。
 
 

これが忍者の運命なのです。
 
 

だから
気にしないでください。
 
 
 
雨の降る日
道端で濡れそぼり
飢えて死ぬところだった
忍者ともう一匹は
EさんとTさんに助けられ
今日まで愛され
大切に育てられてきたのです。
 
 

短かったけど
幸せな猫生だったと思います。
 
 
正直、私も悲しいです。
 
 

自分のイメージの中では
もう忍者はうちの子になっていて
ミキと夢と一緒に
飛び跳ねるように
家の中を遊び回っていました。
 
 

でも、忍者は突然
逝ってしまいました。
 


うちに来て
一緒に暮らすことは
出来なくなりました。
 


でも、いつか
忍者は生まれ変わって
うちの子に
なってくれると思います。
 


その時に改めて
可愛がるのを
楽しみにしています。
 


タイでは
猫は亡くなると
”猫の星”(ダオ・メーオ)
帰ったと言うそうです。
 


忍者、猫の星で
楽しく元気に
暮らしてください。
 


そして
いつかまた出会える日を
楽しみにしています。
 

 

お陰様で

更新と継続の元気を

頂いています😊🙏

 

 

 

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