只今、近所のコーラック寺が
お寺主催のお祭りで
盛り上がっています。
境内の特設巨大スピーカーからは
一日中DJが大音量で
寄進を呼びかける声が
毎晩遅くまで
近隣近所に響き渡っています。
日本だったら
”うるさい！”と
行政に電話する人が出てきそうですが
敬虔な仏教徒であるタイ人は
（どうせ一過性の事だし）
特に気にしていないようです。
本堂の前では
明日の幸せと
幸運と繁栄を願う人々が
寄進したお札が
しだれ柳のように
吊り下げられています。
まるで七夕の飾りの
ようにも見えます＾＾
ちなみに
お札のしだれ柳は
毎日どんどん増殖しています。
本堂の中は
仏像、高僧像にお祈りをする人たちが
次から次へと入ってきて
混み合っています。
私と妻は
お線香、蝋燭、仏像に貼る金箔
（真ん中の白い紙の包み）
を寄進して
家庭平和、商売繁盛を祈りました。
本堂へ登る石の階段で
犬が寝ています。
これだけ大勢の人が
出入りしているのに
呑気なものです。
参拝に来た人たちも
誰も犬を踏みません。
蹴とばしたりしないよう
静かに避けて
階段を上り下りしています。
これもタイらしい光景で
人間と野良犬が
平和に共存しています。
お寺の境内には
たくさんの食べ物や一般雑貨、衣料品の
露店が並んで縁日の趣です。
移動式の簡易特設スライダーと
トランポリンでは
子供たちが夢中になって遊んでいます。
ちなみに娘も
小さい頃は
このトランポリンが大好きでした。
コーラック寺の名物である
金色の巨大高僧像も
お詣りする人で賑わっています。
修行の末に神通力を獲得された
偉いお坊さんなのだろうと思いますが
私個人的には
亡くなったお坊さんへの個人崇拝は
なんだかピンときません。
でも、タイのお寺では
よく見かける光景だし
そういえば印度でも
サイババなど聖者への個人崇拝も
よく見かけたなと
思い出したりします。
日本人には
いわゆる無宗教の方が多いようで
私も特定の宗教に
特に属しているわけではないですが
神様の存在は
信じているので
お寺や神社にお詣りするのは
大好きです。
