お袋に電話。みんな老いていく悲しみ。 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。6
年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンで再起を賭けてタイ妻と日本料理店「富士山」を開店しました。毎日全力奮闘中。

 
 
昨日、山梨のお袋に
電話しました。
 
 
 
 
 
83歳のお袋は
お陰様で元気です。
 
 
 
 
 
それが一番嬉しいし
有難いことです。
 
 
 
 
 
でも、お袋の話を
聞いていて
なんだかとても
寂しくなってしまいました。
 
 
 
 
お袋が
昔の知り合いや近所の人の
噂話をするのは
いつもの事なのですが
周りの人達が
年老いてしまった話
ばかりなんです。
 
 
 
 
実家の近所の組は
(ローカルコミュニティー)
全部で24軒あるそうなのですが
今はもうお年寄りしか
残っていないそうです。
 
 
 
 
 
向かいのMさんちは
子供はみんな独立して
お父さんは施設入り。
おばあさんは
市内のアパートで一人暮し。
 
 
 
 
隣のAさんちは
お爺さんと猫しかいない。
 
 
 
 
はす向かいのSさんちも
子供は結婚して
別の町で暮らし
奥さんはもう亡くなったので
おじいさんが
一人で暮らしているだけ。
 
 
 
 
自分がここで
暮らしていた頃は
子供達もたくさんいて
ランドセルをしょって
登下校していたり
中高生は自転車で
通学していた。
 
 
 
 
近所に
同級生の家もあったから
遊びに行って
こっそり酒を
飲んだりもしていた。
 
 
 
 
それなりに活気のある
コミュニティーだったのです。
 
 
 
 
でも、全てがすっかり
変わってしまいました。
 
 
 
 
それは高齢化だけでなく
コロナも原因なんですね。
 
 
 
 

コロナをきっかけに
お互いに
不必要に会わないように
家に閉じこもるように
なってしまった。
 
 
 
 
それが未だに続いている。。。
 
 
 
 
 
ちなみに
お袋の実家の
おじさん(お袋の兄)も
最後に会った5年前は
とてもお元気だったのに
今は体調を崩されて
施設だそうです。
 
 
 
 
しかも、施設は未だに
お見舞い禁止だから
(コロナ防止のため)
家族ですら
会いに行けないとのこと。
 
 
 
 

やはり子供たちは
独立したから
おばさん(今はおばあさん)が
1人で家を守っているそうです。
 
 
 
 
 
そんなお袋の話を聞きながら
悲しくなってしまいました。
 
 
 
 
 
うまく言えないけど
日本で暮らす人が
日本の常識と事情に則って
ずっと生きていた時間を
自分はタイという
別の常識と価値観のなかで
過ごしてきた。
 
 

 
(コロナにしても
タイでは風邪扱いで
もう誰も深刻に気にしていない)
 
 
 
 
だから、自分の考え方や常識が
日本で暮らしている人たちとは
微妙にあるいは大きく
ずれてしまっている。
 
 
 
 
先日
4年ぶりに帰省したけど
その”ずれ”
違和感や寂しさも感じていました。
 
 
 
 
 
故郷を離れて長い人なら
きっとわかってもらえると思うけど
浦島太郎みたいに
自分は何も変わっていないのに
周りの人だけ
みんな年をとって
変わってしまった感じ。



そのことに
今更ながら
戸惑うことがある。
 
 

 
本当は自分も同じだけ
年を取って
変わっているのに
自分では
そう思っていないだけなのに。

 
 
 
なんだか
変な日記に
なってしまいました。
 
 
 
 
でも、ただただ
お袋とみんなが
毎日元気で無事で
あってほしいだけ。
 
 
 
 

それだけを
ただただ
願い祈っています。
 
 
 
 
 

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