タイで亡くなったリタイヤ組のドイツ人 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。7年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンでタイ妻と日本料理店「富士山」を開店。お陰様で只今、7年目です。

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タイで余生を過ごしていた

あるドイツ人が亡くなりました。

 

彼は富士山の

開店時からの常連でした。

 

鮪が大好きで

いつも帰る時に

「今日も美味しかったよ。ありがとう」

と言ってくれる

気持ちの良い

お客さんでした。

 

糖尿病で

足指が壊疽を起こしていて

コロナが落ち着いたら

切除手術を

受ける予定でしたが、

その前に血液が細菌感染して

突然、

帰らぬ人となりました。

 

私も知らなかったのですが

まだ59才だったそうです。

 

若いですね。

 

ロックダウン中も

何回もデリバリーの注文をくれて

自宅に配達に

行きましたが

急激に老け込んでいたのが

気になっていました。

 

今にして思えば

死相が

出ていたのでしょう。

 

 

お寺でマスクをつけた

お坊さんの読経

を聞きながら

 彼への感謝と冥福を

祈りました。

 

そしていつか、

自分もこうしてタイで荼毘に

ふせられるのだろう

と思っていました。

 

彼も私も 

縁あってタイに出会い

タイで暮らし

 そしてここで土に還る。

 

日本の弟たちに

面倒と迷惑をかけることは

できないから

お墓もこっちでしょう。

 

そう思うと

ちょっと寂しい気もしますが

 これが自分の選んだ人生。

 

 長い旅の末に 

タイで根を下ろし

 好き勝手に生きてきたのだから。

 

 好き勝手やって

生きてこられたこと。

 

そんな自分を

支え応援してくれた人たちに

 感謝しなければ。

 

この歳になると

お葬式に行っても

いろいろ考えさせられます。

 

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