お袋の意外な言葉に心震えた日。 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。7年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンでタイ妻と日本料理店「富士山」を開店。お陰様で只今、7年目です。

 
 
やっとこの日が来ました!
 
富士山が
仮開店する日の午後、
山梨のお袋に電話しました。
 
そして、
お袋に余計な心配を
させたくなくて
隠していたことを
告白しました。
 
それは、
8月の終わりに
17年間続けた
竹亭を
閉めてしまったこと。
 
そして今夜、
妻の故郷の海辺の田舎町で
新しい店「富士山」を
開店することを
報告したのです。
 
この日が来るのを
心待ちにしていました。
 
物事が思うように進まず
気ばかり焦る時。
 
こんな田舎町では
日本食は無理だと言われて
凹んでいる時。
 
驚きそして喜ぶお袋を
想像しては
負けるものかと
自分を励ましていたのです。
 
しかし、
お袋の反応は
予想外のものでした。
 
もちろん
驚きはしました。
 
でもその後、
身体は大丈夫か。
と何度も何度も
懸命な声で繰り返すのです。
 
私が人生の再出発で
無理を重ねていないかと
心配してくれているのです。。。
 
53才にもなる息子の身体を
75才の母が気遣ってくれている。
 
そう気がついた時、
目頭が熱くなりました。
 
家業を継ぐのを嫌って
海の向こうに飛び出してしまった
親不孝息子を
いつまでも心配してくれるのです。
 
このお袋のためにも
よい店を作って喜んでもらい
来年こそは
3年ぶりに家族で元気な顔を
見せに行きたいです。
 
 

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