ハタゴイソギンチャクが、まもなく6週間になります。ありがたい事に、状態は健康そのもの、モッフモフです。

ひとまず導入は成功と言っていいでしょう

メイン水槽にて、イボハタゴとハタゴを昇天させてしまった時の状態と、現在のハタゴの状態との違いを、個人的見解も交えてまとめてみました。

とりあえず

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相変わらず、透明です。もういいやw
試薬が大丈夫か?と疑ってはいますがミドリイシがなんとか生きてますのでたぶん、試薬は大丈夫かとw

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本日の写真です
貝殻に活着させていますので場所の入れ換えは簡単ですが、ハタゴの触手がハタゴ並wにようやく復活しました。
触手が千切れそうになるくらいペッタペタです。
しばらくこの位置なのですが、シライトさんが、ちょっと元気が無いような……1週間ごとにしようかな?
最近もハタゴと触手がくっついていた時があったので、元気が出たハタゴの触手を嫌がっているのかも。

ハタゴの触手の色が、かなり綺麗な緑になってきました。
触手の先端、1/3位がグリーンで、ベースがダークパープルです。
光のかげんで、口盤もマジョーラカラーみたいに緑を発色しますので、今後に期待です。
色抜け状態で、薄い黄色でしたので、グリーンは期待していたのですが。
フルグリーンになってくれたらいいですね。今の色でも、買値の2倍付きそうw

さて、ここからが本題です。
今回のハタゴ視点で、違いと見解を、書いていきます

1:入海直後から、クマノミがイソギンチャクの口に全く興味を示さない

イソギンチャクに慣れたから?とも思いましたが、今までのハタゴと、イボハタゴは明らかに口の中に「攻撃」をしていました。
今回のハタゴは、口が開いていても、チラ見する程度です
イソギンチャクの体内組織が気に入らないのかもしれません。「異物だ」と判断して、取り除く行動に走るのかもしれません。
健康な個体は、クマノミが気になるほど、体内をさらけ出していないのかも。

そして、これが一番疑っているのですが、何か「臭い」が違うのかも。です。
腐った臭い、嫌な臭いが口の中からしているのかもしれません
たとえ、口を閉じていても、異常に気にしていました。
口が開いていようものなら、ひき千切らんばかりの勢いで喰らい付いています

クマノミが、ハタゴを殺す

と時々見ますが、クマノミは、ハタゴの患部を取ろうとしているのでは?とふと思いました。
そして、そこまでなったハタゴは、回復が難しい……のかもしれません。

口をつつかれだしたハタゴのその後はどうなったのかな?統計を取ると詳しくわかるかもしれませんね。

ただ、口の中をつつかれるなら、自然界で、分裂も出来ないのでは?と。
まぁ、口を開いてる時は上手く触手で隠してることが多いですが。

2:口から出す紫の点が見えても大丈夫
よく、これが見えたら危険とありますが、健康な個体なら大丈夫です。
が、違うのは、ポッカリ口を開けて見えているか、「口から出している」かの違いがありました。
口からせり出しているような、口を閉じながら舌を出している。そんな感じですね。
この場合は全くもって大丈夫です。
力なくポッカリ空いて、口盤がペッタリと薄くなり、ただ固い部分が突き出ているような、そんな見え方はアウトと考えていいと思います

3:膨張、収縮、短時間で色々形を変えるのはかなり危険
口つつきと同様、今回明らかに違った項目です。
水合わせから全く変わりませんでした。
暗くなった時の巾着モードはありましたが、それ以外は不動の安定ぶりでした。
形状変化で考えられるのは

水が合っていない

です。
郵送や、ショップで汚れた水が体内に入って、それを入れ換えるために収縮、膨張をするのでしょう。ハタゴが好む水ならそれでいいのですが、せっかく綺麗な水を入れたいのに、栄養塩が高すぎたり、汚れた水ならまた吐き出し→吸い込み→吐き出し……と無限ループに。

疲れているところに、全身運動……しかも体内に流れる水は嫌な水。
考えたら持つはずないですよね。
サンゴなど、夜はかなり縮む物があります。
家族が、「全然違う!」→私「ほとんど水分やからなぁ」→家族「水って大切やなぁ……」
耳が痛いですね

ショップで溶けかけのイソギンチャク、ペタァと力なくしぼんでいます。
これは「水を入れたくない!」と拒否っているのかもしれません。

ハタゴイソギンチャクは、多少栄養塩が高くても平気。と言われていますし、実際そうなのでしょう。
ただ、疲れて、体力がないイソギンチャクを導入するには、栄養塩が低い、綺麗な水の方がいいのでは?
と思います。

どの子が健康な個体かは、ベテランさんでもないかぎり中々分かりませんしね

それを含めて、「長期ストックの個体がいい」と言われているのでしょう。
しかし、状態が安定している個体のショップは当然ながら高いです。

今回は、アクアギフトさんで、一番小さく、6500円という金額で現地購入できました。
もし、これが郵送後に、栄養塩が高い水だと、結果が違うかったかもしれません。
ストック水槽のハタゴ達は、すべてプリプリの健康体に見えました。

いくら健康に見えても、溶けた個体のいる水槽からは、絶対に購入しない。

鉄則かもしれませんね。
腐った水を体内や袋に入れられ→水合わせ。
イソギンチャクの内部の水を全て清浄な水に入れ換えられ、しばらく安静に出来る環境なら持ち直すかも知れませんが……検証するのにハタゴは高いw

一番小さい8センチ程度の個体でしたが、現在は膨らみまくっています。

4:縮み方
イソギンチャクなので、縮みます。
今回のハタゴ、18時に1灯消えますが、17時過ぎから少しずつ縮み始めます。口盤を開けたまま、ペタッと小さくなる感じです

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真上からなので、よくわかりませんが、13時間ほど水流が当たっているところは膨れたままなのですが、それ以外は少しペタッとなっています。

以前紹介した、「巾着モード」これも健康的な縮み方と言っていいと思います。
ザ磯巾着ですねw

口盤を外側に向け、口が上にくる「ウニモード」
まっ平らになって、触手が縮む「皿モード」
水や、汚れを嫌がっているのかな?と思っています。
とにかく水流で汚れを取りたい。嫌な水を遠くに流したい。そんな行動に思います。
口を大きく開いているのも、力が無いのかも知れませんが、「とにかく水を吐き出したい」そんな行動もあるのでは?
とも思います。

まだ1ヶ月と少しで、導入後、安定しているだけの状態ですが、少しでも参考になれば。と思います。

カクレクマノミ飼育していると、イソギンチャク入れたくなりますもんね。

ではでは