代表の木村泰久です。
初めて来られるお客様によく言われる事があります。
「整体に行ったら、骨盤が歪んでますって言われたんです」
とても不安そうな顔で相談されます。
そこで、私はいつも不思議に思うのです。
骨盤は歪んでいて当然なはずです。
人には利き手があります。右利きの人は、右側を多く使います。
文字を書くにしても、何か食べるにしても、右利きの人は右手で道具を操ります。
もっと言うなら、利き目や利き耳も存在します。
そして体内に目を向けると、体内で最も重たい臓器である肝臓は右にしかありません。
左右対称にあるように見える肺も、右の方が部屋が多いのです。
極め付けで歴史の話をすると、人は言語を操ります。この際左脳を使います。だからこそ左脳が発達している人が多いのです。
左脳は体の右側の神経支配を司ります。つまり右側は緊張しやすいのです。
こうして見ると、人が左右非対称は当たり前なのです。
骨盤も、肩甲骨も、歪んで当然です。歪みなんて一週間でも変わりますし、私はそれが普通だと思っています。
なのに、それを売りにして商売すると言う整体の意味がいまいち理解できません。
睡眠不足の人に「眠そうですね」と言うのと同じくらい、当たり前の事だと思います。(そんな事当たり前だと怒りたくなりますよね笑)
ただ残念なのが、整体師が口にするとそこに危機感と重要性を持たせ、先生になれてしまうんです。なぜなら、それが当たり前と言う事を、一般の方は”知らないから”です。
つまり、知らないことに対して危機感を煽り商売にすると言う行為にしか、私には思えないんです。
確かに情報はお金になります。しかし、当たり前のことに対価を加えるのは、ちょっと違うんじゃないかなと思います。
もちろん、歪みが顕著な場合や産後などの特例はありますし、その場合骨盤を整えることは重要です。しかし、売り文句が「骨盤歪んでいるので治さないと」は、違うかなと。
大切なことは、”右にも左にもコントロールできること・わかること”です。
その為には、運動を介して感覚を脳に入れて学習する必要があります。そもそも人間は感覚の生き物ですからね。
骨盤は歪んでいて当たり前。そこから、どちらにも支えるコントロール力を持ちましょう。
あ、ちなみにちょっとした骨盤の歪みを正中に整えるのなんて、1分の整体で誰にでも簡単にできますからね笑
木村 泰久