こんにちは ゆうじです。

 

父が入院して緩和ケア病棟に移り、寝てばかりとなった頃、母と母から見て姪と一緒に見舞いに行った時の話です。

看護師か医師かどちらから聞いたのか覚えていないのですが、患者は意識のない状態でも耳は聞こえているから、声かけをしてくださいだったかな?

実際、聞こえているからと母の姪がしつこく云ってました。

(私の従姉なのですが、年が離れておばさんみたいな感じです。)

何人も見送ってきた経験から来ています。

自分の祖母も母と共に見送っていますし、母方の兄弟近くに住んでたからというのもあります。

 

そんな中、父の『喉仏』を母が触りながら、「私はこれを拾うのかな?」などと云ったりして、

「聞こえてるんだから、そんなこと云うものじゃない。」と姪に叱られていました。

 

九州の火葬場での収骨の説明で、この『喉仏』の話がありました。

これ、北海道では無かったんよね。

 

収骨で云う『喉仏』と一般に云う『喉仏』は違うものという話です。

収骨での『喉仏』は、頭と背骨をつなぐ1番目の頸椎である環椎(かんつい)の2番目にあたる頸椎の軸椎(じくつい)が、座禅している仏様に見えることに由来しています。これを、骨壺の一番上に納めます。という説明がありました。頭蓋骨の頭の方で蓋をするので、二番目かも知れませんが。

 

この一般に云う『喉仏』は違うという説明のところで、母が「違うんだ~」と呟いたもんだから、笑いがこみ上げてきて耐えるのに必死でした。

従姉も後ろの方で、笑ってました。

 

ではでは、このへんで