こんにちわ ゆうじです。

 

前回市川さんのブログで紹介されていた新たな生物種レイヴの集合意識は、意識的に出入りできる時点で人類の集合意識とは異なります。

人類の場合、自由に出入りするものではないので、集合無意識と云えるけど、レイブの場合はおそらく集合無意識と集合意識があるんでしょうね。

 

まあ、私たちが意識と呼んでるものを考えると全身の細胞やそこに住まう細菌たちの集合意識かも知れませんけどね。

集合意識について、思い出したアニメがあります。

原案と構成が、冲方丁さんです。

 

お話は、こんな感じです。

遠い未来、宇宙には自らを「黄金の種族」と呼ぶ者達がいた。

星々を創り、未来を知る彼らはまだ未熟な他の種族に呼びかける。「いでよ―――」と。後に宇宙には、それに応えた「銀の種族」「青銅の種族」「英雄の種族」が現れ、惑星をも容易に滅ぼす力を持つ英雄の種族はやがて争いを起こし、結果多くの種族が滅びに瀕することとなる。黄金の種族が戦いを諌めた時には英雄の種族は5人にまで減っていた。黄金の種族は彼らに「自らより弱い種族に宿り、彼らのために生きるという」罰を与える。英雄の種族を宿した者は"ノドス"と呼ばれる、宇宙の命運を握る存在となった。

しばらく後、惑星オロンと呼ばれる星に一隻の宇宙船が墜落する。黄金の種族によって船は救われるが、その時には船員は赤ん坊一人だけが残されていただけであった。黄金の種族は英雄の種族の中でも強大な力を持つ"ベルクロス"をその赤ん坊の内に宿し、彼に赤ん坊を守るように命じる。また、赤ん坊の属する種族を最後の進出者「鉄の種族」と名づけ、彼らに「人類へ―――ここに、お前たちの運命を握る子供がいる」とメッセージを送った。後に黄金の種族はこの宇宙を去り、別の宇宙へとまた旅立っていった。

黄金の種族が去った後、銀の種族は他の種族を支配し、鉄の種族=人類と定め、彼らを滅ぼすことを決めた。人類の若き王女ディアネイラは、戦闘母艦アルゴノートにて、人類の最後の希望=ノドスを捜索し、ついに見つけ出すことに成功する。

 

 

ある意味金の種族は、神の種族と考えればよいレベルだったんですけど、興味深いのは銀の種族の設定でした。これもウィキにまとめてありました。

 

銀の種族
黄金の種族の呼びかけに最初に答えた種族。自らを黄金の種族の後継者と名乗り、青銅を始めとした多くの種族を従える、現在の宇宙の最大勢力である。母星は惑星コドモス。

他の種族に対しては自分達へ服従することを条件として生存と発展を保障しているが、ひとたび危険と判断すると容赦なく殲滅にかかる。姿形は人類と似ているが全員が銀髪、さらに生身で宇宙空間に出る事も可能で、また全種族が一つの統合精神としてつながっているため、寂しい、悲しいなどの感情を持たない。なお統合精神を維持するため、感情をプロメ・オーに委ねる事で、種族の全体意思を安定させている。黄金の種族が別の宇宙に去ろうとした際には、力づくでそれを阻止しようとしており、また、黄金の種族の持つ力の取得を望んでいたが、結局それを得ることはできなかった。最終話において、和解した鉄の種族に既知宇宙と青銅の種族の半数を任せ、4人のノドスと共に黄金の種族が示した新たな宇宙へと旅立つ。

 

銀の種族のプロメ・オーと云うのは女王に近い存在です。種族全員の感情を押し付けられた大変なお役目?です。このへんが、アニメというか、ドラマにするためのものですが、集合意識を考えるうえで感情はどうなるんだろうというのはありますよね。

 

人類は、銀の種族みたいにレイブの敵になりネアンデルタール人のように駆逐されるのか?SF的なあれこれは想像すればきりがないですね。

ただ、語られているレイブ像って、間違っても銀の種族みたいな統制された感じじゃなく、人類からの分類だと発達し過ぎで、発達障害にくくられそうな存在な気がしますしね。その意識の集合化で突き進むなら、旧人類にとっては...

 

ではでは、このへんで