こんにちわ ゆうじです。

 

「WHOLE BRAIN」をもう少しご紹介。

 

 

「WHOLE BRAIN」では、TEDで語られた脳の左半球の機能を失った状態と、その後の回復により左脳の機能を取り戻す中で再度取り戻した左脳の人格(キャラ)と、左脳の機能が失われたことで気づくことが出来た右脳の人格(キャラ)の役割について、体験に基づいて考察が進み、ユング心理学の4つの元型との照合が行われた形になっている。

 

下記は出版後のインタビュー記事です。分かりやすく書かれています。

 

テイラー:脳の中には、2つの感じる細胞群、2つの考える細胞群があり、それぞれが独自の人格を有しています。

●脳の中の4つのキャラ
<キャラ1>時間を厳守する自我の強いリーダー。整理整頓好き 
⇒ ペルソナ
<キャラ2>傷ついた子どもの自分、不安、恐怖、怒り、自己嫌悪 ⇒ シャドウ
<キャラ3>無邪気な自分。好奇心・遊び心がいっぱい。今が大事 ⇒ アニマ/アニムス
<キャラ4>ありのままの自分。私は宇宙の一部 ⇒ 真のセルフ

(この記事の3と4の説明、図にある方が正解。逆と思われるので差し替えた。)

 

このインタビューでは、分かりやすく上のように書かれているが、「WHOLE BRAIN」の中で説明される脳の機能的な分類と合わせて考えるとより納得いく話だった。

<キャラ1>⇒左脳側大脳皮質 考える左脳
<キャラ2>⇒左脳側
大脳辺縁系(扁桃体・海馬等) 感じる左脳
<キャラ3>⇒右脳側
大脳辺縁系(扁桃体・海馬等) 感じる右脳
<キャラ4>⇒右脳側大脳皮質 考える右脳

 

大脳辺縁系は、人間の脳ではより深い部分にあり、進化の過程で新皮質と呼ばれる大脳皮質は脳の表面側にある部分。

魚類・両生類・爬虫類には大脳辺縁系しかない。恐怖感、不安、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、価値判断、情動の処理は、大脳辺縁系の扁桃体の役割なので、単純に左脳は思考、右脳は感覚的感情的とか云われることがあるが、感情的というのはほぼ間違い

 

大脳皮質は、右脳左脳ともに思考タイプではあるが、方法や手段が異なる。(以下は本文中から抽出した)

左脳の思考は、直列、言語で考える、過去から未来、細部に、個別に、「私」を重視

右脳の思考は、並列、イメージで考える、今現在、対局的に、集団で、「私たち」を重視

 

大脳辺縁系由来の感じ方も、右左で異なる。(以下は本文中から抽出した)

左脳の感じ方は、抑圧された、恐怖心にもとづく、猜疑、厳格、優劣、良い悪い

右脳の感じ方は、おおらか、怖いもの知らず、信頼、フレンドリー、平等、文脈により

 

この4人の人格を良く知るための質問(名前を含む)が「WHOLE BRAIN」ではテイラーの場合の例ととともに用意されている。

その人の状態別に、キャラの特徴なども紹介されている。

テイラー自身は、キャラ1をやり手のヘレン、キャラ2は、アビー(放棄された感情が由来)、キャラ3は、スヌーピーに出てくるピッグベン(埃まみれの男の子)、キャラ4はヒキガエルの女王?と名前を付けている。

 

前半は、こんな感じ。

 

ではでは、このへんで