こんにちは ゆうじです。

 

 

ユング心理学では、2重人格が生まれる要因として、コンプレックスが自我の統合性を脅かすと聞いた。2重人格は、自我の存在がコンプレックスに乗っ取られた状態としている。通常は、自分の内部にあるコンプレックスを認知することを避け、それを何かに投影し、外的なものとして認知してすることで防衛している。

 

何故、乗っ取られてしまうのかは置いておくとして、自分が知りたいところは、それが何故生まれるのか?それはどこから来たのか?元は、何だろうということが気になった。


ここで云うコンプレックスという言葉は、ユングの定義によれば、何らかの感情によって統合されている心的内容の集まりである。

日本語のコンプレックスの意味は、アドラーの劣等複合体から、どうも劣等感と同義語になっている気がするが、ここでは元の意味です。それも、形態のひとつなのでしょう。

 

おそらくは、抑圧された感情が元になって複合化したものではあるが、もうそれは感情そのものではない。

 

ウィキ君のコンプレックスの定義を確認してみると、こうある。

 

コンプレックス(独:Komplex 英:complex)は、心理学・精神医学用語で、衝動・欲求・観念・記憶等の様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合って形成された観念の複合体をいう。ふだんは意識下に抑圧されているものの、現実の行動に影響力をもつ。「感情複合」、「フィーリング・トーンド・コンプレックス(Feeling Toned complex)」とも呼ばれる。

 

観念(ブルースに云う所の信念)の複合体として、現実の行動に影響力を持つことから、ブルース(やモンロー研など)の云う所の信念を持つ側面と同義ではあろう。それと対話をして、統合したり、変容させる手法はヒプノも同じなのだろう。

 

なかなかその存在は把握しにくいので、アファメーション使ったりするわけだが。

 

抑圧される感情とそこにある本音は、幼稚なものだったり、低俗だったり、本来恥ずべきものだったりもする。でもそれを隠したいから、感情もろとも抑圧することがあるだろう。だから、その本音に気づかせるために天寿さんの「クソムシ」ワークとかがあるんやな。

 

魂を解放しよう!クソムシワーク☆

でも、これをまじめにやるのは、ちょっとなー(笑)

 

ではでは、このへんで

以下、ついでにも一つ。

 

投影という言葉も、ユング心理学の定義では、自分のコンプレックスを他人に押し付けて、自我の安全性を図るものとあるらしい。逃げ場がないなー。

自分が、正しいと思うときほど気を付けて、自分の感情を眺めないとね。