こんにちわ ゆうじです。
阿吽に続いて、正月に一気読みしたジャンヌ・ダルクものです。
正直ジャンヌ・ダルクの話とか、全く興味がなかったのですが、読んでしまいました。
山岸涼子は絵柄のせいか「 日出処天子 」以外は読んでて辛いのですが、これはあまり抵抗感がなかったですね。
現在4巻で、絶頂期から、徐々に信頼置ける人物が引きはがされたり死んだりして、不協和音が産まれ始めたところまでです。
ここから、どう描くんだろう。
面白いなと思うのは、シャルル王誕生後に軍の解体を義母ヨランドが前提としていたり、臣下とすることで鎖を付けたところなんか現実味あって面白いなと思うとともに作家がこういうの描くの好きなんだろうなとか勝手に思います。
(ほんとは財政上無理じゃねと思うものね。略奪ありきで考える兵とそりゃ統治上まずいと考える王政側の齟齬の問題も出てくる。)
義母ヨランドなんとなく 今川義元の母、寿桂尼を彷彿とさせる賢夫人だが、同じくらい怖い...
あとは、ジャンヌの変化というか変質を匂わせたりして、伏線なのかな?
想像を膨らませてみれば、戦術面の変化も示唆されてるが、実際はこの頃から 大砲やら火器の類が発展してくるんではなかろうかと思う。
イギリス側には、大砲出てくるけど...
以下の記事が面白かったので、興味があればご一読くださいませ。
少なくともイギリス兵に捕らわれれば魔女として殺されることは予見していたであろうことは、まだジャンヌに語らせてはいないが、どう描かれるか楽しみではある。
でもジャンヌの場合、いろんな意思に(ある意味便利に)使われた感じがして仕方がない😢
ではでは、このへんで