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昨日、大きく現実を変えたときにわたしのチカラになった「美」をご紹介しました。
あなたと共通しているものは、ありましたか?
その中で書いた、結婚前の「人生初のアイシャドウ」で思い出したことがあります。
わたしは、東京で働いていた頃は、化粧にはあまり興味がありませんでしたが、服と靴には多少お金を掛けていました。
それが、母の病気がわかって東京から沖縄に引き揚げてからは、アイシャドウを試すことはおろか、新しい服を買うこともなくなりました。
今思えばストレスもあったのかもしれません。
菓子パンを每日間食して体重がかなり増えてしまい、服を買う意欲すら湧きませんでした。
ストレスの原因は、今考えると、
人生を「勝手に」諦めていたこと
かなと思います。
沖縄に引き揚げたとき、わたしは36歳でした。
地元の仲の良かった友人たちはすでに家庭を築き幼い子供もいて、気軽に会うのが難しい時期でした。
わたし自身も、新しい人間関係を作ろうと何かの集まりに参加したものの、母からしょっちゅう電話があることに閉口し、途中で切り上げて実家に行くことが何度かありました。
そういう状況の中、気づけば、実家と職場以外で過ごせる場所は、幼稚園生以下の子ども3人がいた従姉の家だけになっていました。
その従姉とは幼い頃から親しく、また娘たち3人が懐いてくれたこともあり、休みのたびに遊びに行っていました。
そんなある日。
その家にお子さんを連れて遊びにきていた、従姉の幼馴染の女性から、こう言われたのです。
結婚したいなら、
せっかくの休みの日に、こんな風にここで子どもと遊んでいたらだめだよ。
出会いのある所に行かないと。
そして、痩せた方がいいよ。
髪も、今のようなショートじゃなくて伸ばした方がいいよ。
……文字で書くとちょっと辛辣に聞こえますね。
ところが、こう言われたわたしは
確かに
と、素直に思いました。
そして間食も、髪を切るのも止めたのを覚えています。
彼女の一言が、わたしを動かしてくれたのです。
結構厳しい内容でしたが
わたしがその言葉を素直に聞けたのは
そこに愛が感じられたから
だと思います。
彼女は従姉の幼馴染ですが、わたしが知り合ったのは、この言葉を言われる少し前くらいでした
しかも、そう言われるまでに会ったのもほんの数回でした。
ただ、その言葉がどういう意図で話されているかを感じることってありますよね。
さらに、その時点でのわたしは、東京を含む関東での6年間に加え、沖縄に戻ってからも弁護士として、多様な人生を生きるたくさんの人と、会って話をするという生活を送っていました。
そんな様々な場面で発せられる言葉に触れていたお蔭もあり、数回会うなかで見えていた彼女の言動から、その言葉には悪意がないとわかったのだと思います。
そしてそうやって、わたしが人生を「勝手に」諦めていた状態から抜け出し、多少は身なりに気をつけるようになると、複数のところから「同じ年ごろの男性を紹介したい」と言われるようになりました。
そうやってわたしの婚活が始まりました。
アイシャドウの話に行く前に思いがけず長くなりました。
明日に続きます。
ギベコ
