みなさんのお住いの地域は大丈夫ですか?
そんな大雨の中、祖母のことを思い出しました。
わたしが幼稚園のときの遠足の日の思い出です。
仕事を休めなかった両親に代わり、祖母が参加してくれました。
朝からあいにくの雨で、園舎からバスに移動する頃には、今日のような大雨になっていました。
他の親子はどんどん園舎を出て行きました。
一方、当時から脚の悪かった祖母は靴を履くのも大変で、気がつくとわたし達だけが残されていました。
園からバスまでの坂道は、足下を川のように雨水が流れる中、わたしと先生で両方から祖母を支えて下りました。
そのときのわたしを思い出すと、園舎で先生と祖母とわたしだけが残されたときは、泣きそうになっていましたが、坂道を下るところからは楽しかった記憶があります。
バスに乗った行き先は確か空港で、車内から飛行機を見ました。
そして、園に戻り解散したあと、今度は2人で支え合いながら、園舎から自宅まで、足下を川のように雨水が流れる大雨の中を歩いて帰りました。
そのときも楽しかった印象があります。
その後、両親や親戚の集まりでは、はじめのわたしの泣きべそも含めて笑い話として、何度も披露してみんなで笑い合いました。
幼稚園児の経験としては結構大変で、記憶の中のわたしも、はじめは泣きそうになっていたのに、わたしの中で、どうして笑い話になったのか?
それはおそらく、そのとき、祖母がその状況を可笑しそうに笑っていたのだろうなと思います。
何か物事が起きるとき、それ自体は中立で、それに良いとか悪いとかいう意味を我々人間が与えているだけだ、という話を思い出します。
ちなみに。
祖母は、昔からずっとそういう人だったようです![]()
母が11歳のときに母の父親が亡くなって、それまで専業主婦だった祖母が大黒柱となり、母子4人の生活は経済的にかなり厳しかったようです。
そんなある日、何かでまとまったお金が入ったときに祖母が買ってきたのは、家に不釣り合いな(笑)ものすごく立派な掛け軸と、娘二人への素敵な日傘だったと、母が呆れながら、大笑いしながら話していました。
また祖母を思い出した、大雨の夜でした。
ギベコ
