この記事で、高1のわたしは、自分の素直な気持ちをそのまま表現できなかったと書きました。

実は、30代半ばまでそうでした。


「嬉しい!」や「楽しい!」という自分の素直な気持ちよりも、自分がいる場所の雰囲気やそこにいる人の眼ニコニコを気にしていました。


そんなわたしが、今では何の躊躇もなく自分のそういう気持ちをそのまま表現できています。

そうするようになってからこれまでの20年くらい、困ったことは何も起きていません。

むしろ、わたしが嬉しい気持ちをそのまま表現したことで、人の善意を受け取れる機会が増え、より幸せになれたと思います。


今気づきましたが、合気道の稽古のとき、よく差し入れをしてくれる仲間も、最初にわたしに差し入れを知らせてくれることが多いです。

他の稽古仲間へのお知らせになる(わたしがとても喜ぶのでニコニコ)というのもあるかもしれません。

ただ、わたしが逆の立場でも、数人の中で一番喜んでくれる人に声を掛けたい気がします(ちなみに、わたしはそれを狙ってやってはいないんですよ🌞)


昔のわたしが見たらきっと驚くと思います。



わたしが変わった、正確には、わたしが自分を変えられたのは「変わる前のわたしが嫉妬していた人の真似をした」からです。

またまた恥ずかしい告白です昇天



働き出して4年目。

後輩と2人で、全国にあった顧問先の一つに出張したときのことです。


昼間に仕事を終え、夜、顧問先の4、5名の方がわたし達を夕食に招待してくれました。

地元の美味しい料理がテーブルに並びました。


そのときのわたしの頭の中は、顧問先のみなさんに失礼のないよう気を配ることで占められていました。

空いているグラスにすかさずお酌をしたり、年長の方のお話を真面目に傾聴したりしていました。


先輩という気負いも少しはあったとは思いますが、そもそも、その頃までのわたしは、そういう人でした。


自分の気持ちよりも、場の空気を読み、その場にいる人に気を遣うことが大切だという価値観。


そして「嬉しい!」とか「楽しい!」など、自分の喜びをそのまま表現すると「ブリッコ」(懐かしいです…今、思い出しました)だと非難される恐れも中学生の頃から抱えていたような気もします。



わたしが年配の方とお話していたとき、急に、わたしの側にいた後輩の周りがすごく盛り上がりました。


見ると、彼女がものすごい笑顔で、地元の名産を「ものすごく美味しい❣️初めて食べますけど、お酒にもとっても合いますね〜ラブ幸せ〜✨️✨️」と、本当に心から(笑)味わっているのがわかりました。


顧問先の方々も、みなさん、ものすごい笑顔でものすごく嬉しそうに「ですよね?!ラブ美味しいんですよ!ラブどんどん食べてください✨️✨️」と、なんと!追加注文までしてくれていました。


終いには、わたしと話していた年配の方も、満面の笑みで「喜んでもらえて良かったラブ!!東京のボスへのお土産にするかい爆笑?!」と後輩に話しかけています。


 

…わたしは、内心、面白くありませんでした(汗)

相手先に一生懸命気を遣ったわたしよりも、ただ(笑)美味しい!嬉しい!と喜んでいる後輩の方がみなさんを笑顔にしたのです。


それでも、そんな風に考える自分は大人げないと思い、その場は作り笑顔で過ごし、その後も、後輩にも態度を変えないようにしました。


彼女のことは人間的には好きでしたし、彼女もわたしを慕ってくれていました。

確か「彼女は幼いなー。まだ新人だし仕方ないなー。」と自分を納得させたと思います(汗)



ところが、それからしばらく経ったある日。


地下鉄に1人乗っていたとき、車窓に映る自分の顔を何気なく見て驚きました。


ものすごい不満顔


でした。



すぐに、自分はあの出張先での出来事に本心では納得しておらず、あれからずっと、後輩に嫉妬しているんだとわかりました。



そして、こんな不満顔をした自分、わたしのことを慕ってくれる後輩に嫉妬している自分でいることはホントに嫌だと心底思いました。



そのとき、ふと、こう思ったのです。



ーあのときのわたしは、本当は彼女のようにしたかったんだよな。 

だったら、彼女のようにしてみたらどうだろう。




それ以来、わたしは、他の顧問先との食事会でも、その場にいる全員が楽しめているかという意味での気配りはしますが、それ以外は、


美味しいものを頂いたら、美味しい!

嬉しいときには、嬉しい!

楽しいなら、楽しい!


という気持ちのまま無理にかしこまらず、その感じたままを表現するようにしました。



初めはぎこちなかったかもしれませんが、気づけば、あのときの後輩のようにそのときそのときを楽しめるようになり、今では、どんなときにも、どんな場所でも、そのままのわたしで、喜びを表現できるようになりました。


すると、そう言われたお相手もとても喜んでくださり、さらにそれがわたしにとっても嬉しい❣️という、幸せな循環が生まれました。




そして、あのあとわたしは後輩のことももっと好きになり、今でも家族ぐるみで仲良くしています。




ギベコ