毎年、余るため、なんとなく植え続けているじゃがいもがある。
ノーザンルビーとシャドークイーンという品種だ。
前者は赤い皮にピンク色、後者はどちらも紫である。
色が可愛らしいのだが、実はあんまり美味しくなく(個人的感想です)、汎用性が低い。
サラダやボテトフライにすると見栄えはするが、他の品種の方が正直美味しい。
というわけで、年々、作付面積は少なくなっているものの、この見た目の美しさを捨てるのは忍びない。
かといって、煮物やカレーやシチューにすると、その見慣れない色からあまり食欲が湧かないのも正直なところだ。
男爵のような力強くじゃがいもらしい風味に乏しく、キタアカリのような甘味もない。
どうしたらこの子を美味しく食べられるのか…
今回は、ヴィシソワーズにしてみた。
じゃがいもの冷製ポタージュみたいなものである。
あまり好きではないが、他の素材と相性が悪いので(個人的感想です)、いっその事、単独で勝負してみた。
出汁は、コンソメがいいだろうがあいにく切らしているので、ダシダで代用。
これが当たり。
牛骨のストレートなダシが、新じゃがのじゃがいも臭さを活かしている。
牛乳と塩を加えて、煮て冷やす。
冷やした方がなぜが美味い。
温かいとじゃがいも臭さが際立つ気がするが、冷やすと気にならないのだ。
ヴィシソワーズ。改めて食すと美味いな。
牛乳とノーザンルビーの相性がいいのか。
ノーザンルビーに甘みがないこともいいのかもしれない。
じゃがいも臭くはあるが、他の品種に比べるとそうでもない。
前にどこかでふきのとう、とうもろこし、かぼちゃのジェラートを食べた。
ジェラートは、果物も美味しいが、なかなかどうして野菜も美味しかった。
ノーザンルビーは色が美しいので、ジェラートにいいかもしれない。
用途がなかったじゃがいもの品種に新しい可能性が見えてきた!
次は、ジェラートにして食してみたい。

