本日は、先週と同じ摩周岳へ。
しかしルートは反対側、行きも帰りも西別岳を経由してのピストン。
一週間で季節は一気に進んだ。
気温は10度ぐらい下がって、風が冷たい。
それでもコエゾゼミは、最後の力を振り絞って、求愛の声を上げる。
コエゾゼミのオスは、そこらじゅうにたくさん見かけた。
辺りでは、その大きな音に呼ばれたのか、メスであるのだろう子が、周りながら近付いて来るのが見える。
コエゾゼミの背中の模様は、数あるセミの種類の中でも、とりわけかっこいいと思う。
M字のサインに、エメラルドグリーンがかった透明な羽に白と黒の模様。
幼い頃からのよく知っている一番美しいセミ。
西別岳と又牛別岳を過ぎると、カラスのような大きい真っ黒な鳥が。
地面を必死に突ついている。
でも、細身で頭が小さく、首が長い。
この子は!
人生で初めて見る、クマゲラではないですか!
頭頂部の赤みが目立たないので、メスだと思われます。
エゾリンドウの紫はなんと高貴な色!
何度観ても圧巻なエメラルドグリーン。
ナイフのような稜線。
ブロッコリーのような森(ちいかわ)。
帰り道にもっかい、西別岳。
またまたまたセミに会う。
セミにものすごく近付くと、ふたつの音が聴こえる。
ジーーーー!という高い声に、ビーーーーン!という鼓膜が破れそうなほどの重低音が同時に重なる。
しばらくするとその音は、私の心臓を震わせる程に響いてきて、私の身体全体も彼の音響の一部になっている気がしてきた。
私もキミの周波数に呼応している。
命を繋ごうとするエネルギーはとてつもない。
誰が近付いてきても、ビクともしない。
いつ終わるとも知れない短い命を燃やして、あの一瞬にすべてを賭ける覚悟だ。
08:05 登山口
09:35 西別岳
09:47 又牛別岳
11:13 摩周岳
13:02 又牛別岳
13:13 西別岳
14:33 登山口
往復歩行時間 6時間28分(内休憩32分)
往復歩行距離 14.1km















