土の神様 | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。


  登山より、釣りより、芋掘りが辛い。


⤴︎メークイン


  種まきより、植え付けより、水やりより、雑草取りより、芋堀りがキツい。


⤴︎レッドムーン


  鍬を畝に対して、斜めに振り下ろして、芋を傷付けないように土を崩します。

  それから、芋を拾って、選別して、籠に入れて、運びます。

  肩も腰も痛くなるし、汗だくだし、顔は土だらけになります。


  段々、私、じゃがいもはそんなに好きではないのに、こんなにいらない…なんて思えてきます。



  土を掘ると、デカいミミズがそこらじゅうから現れます。

  振り下ろした鍬で、ミミズがちぎれないかと心配です。

  あ。ちぎれても、今度は2匹になるだけなんだっけ??

  


  と思ったら、ミミズは分身の術を使えないらしいのです。

  ちぎれても再生はするけれど、2匹にはなれないといいます。


  しかし、ヤマトヒメミミズという種類のミミズは、1センチになると10個のミミズに分かれるらしい!スゴすぎない??自分がちぎれて、10人になるなんて、信じられません。

  

  疲れたからミミズを一箇所に集めて手で触って遊びました。

  たまに、ヨトウムシ?の幼虫も出てきますが、ほとんどがミミズです。

  この子達は、植物の枯葉や根を食べて、体内で消化して、糞をして、土と混ぜ合わせ、土の中を動き回って空気を含ませます。

  

  土を作っているのは、ミミズだと言っても過言ではないのです。

  ミミズは、土の神様なのでした。


  そう考えると、なんと神々しい。

  彼らの生きる営みが、地に生きる生物たちの糧となる大地の創造そのものなのでした。

  集めたミミズ様たちに土を優しくかけてあげます。

  光に当たらずとも、なんと美しい。

  贈与そのものであるキミたち。

 


  庭の雑草を避けると、ハタケシメジがありました。   

  これは、キノコの中でも食感が抜群です。



  大根もだいぶ大きくなってきました。

  大根は、葉が好きです。

  炒めて味付けして、ご飯に混ぜると美味しいです。


  じゃがいもは、コロッケにします。

  伯爵という品種が、コロッケに適しているように思われます。

  男爵の系統です。

  芋らしい風味が、油とよく合います。


伯爵