本日の夕食
桜えび丼甘夏風味山わさび添え
パクチーとタケノコと桜えびのスープ
ウドの葉の天ぷら
甘夏
生の桜えびを初めて食す。
あたりまえだが、生の状態から桜色なのがすこぶる美しい。
なぜなら私がよく食べる小エビは川エビで、川エビは火を通す前は泥の色だからだ。
川エビも美味しいのだが、生で食べられる気がしない。(しかし師匠は、とれたてをこないだ生で食べて美味しいと言っていた)
甘エビよりも断然美味しい。
甘エビは生で殻まで食べられない。
甘エビのようなねっとりした甘みにこの殻の食感を(また食感😭)、存分に楽しめるのが最高である。
似た物として、釣り餌に使われるオキアミがこの辺の港でも網ですくえるため、それを塩漬けにして食べてみたことがあるが、漬物には使えるとしても、桜えびとは似て非なるものであった。
甘さはないし、生臭い。
しかし魚たちは、あの臭みが大好物なのだろう。
コマセに入れる度に手に臭いがついて臭くてたまらない。
ちなみに甘エビ丼にもパクチー汁にも、レモンやゆずなどの柑橘系の汁をあいにく切らしていたため、ちょうどあった甘夏の果汁を加えてみたのだが、エビの生臭さとパクチーのクセの強さをほどよく中和してくれて、相性抜群だった。