贅沢な食卓 | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。

筍の皮をペリペリとめくる 

ゆでた里芋の皮はつるんと剥けた

トンカチでトントンと銀杏を叩く


食材を手にした瞬間から

すでに食事ははじまっている


ひと足早い春が来た街の匂いや感触

ここでは見ることのできない

違う風景が脳裏に広がった


遠くの春と近くの春を

同時に口に放り込む


それは優しい春と

厳しい春のコントラストだった


風味の強いアイヌネギは

厳しい寒さそのものだ


ほっくりねっとり優しい甘さ

里芋は広がる命の濃さを

おおらかに育むのだろう