人事異動 | 想像と創造の毎日

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自分で撮影しております。

  職場では、いよいよ人事異動の発表の時期迎える。

  仲のいい後輩の懸念は、自分を振り回してくるおばさんが移動するかどうからしかった。

  あともう少しで年度が変わるからなのか、最近ではイライラを自分の腹に収めることにしたらしく、あまり私に愚痴を言いに来ない。

  けれども遠巻きに見ていると、相変わらずな理不尽な要求に我慢するだけでなく、そのおばさんの言う通りにするようにして、自分の仕事の負担を増やしているのだった。

  一度、上司を交えて話し合ったらしいのだが、上司によれば、二人とも最後には子供のような口喧嘩をして、感情的になり、ただただ関係を悪化させただけだったらしい。

  後輩は、おばさんは自分の都合の悪いことを言われると、途端に黙るか、話の方向をすり替えて誤魔化すのだと言った。
 
  私も時々、おばさんから他の職員に対する愚痴を聞くことがある。
  大抵は、反論することなく、ただ聞くだけに終始しているが、それはあまりにもそれはおかしいなと思うことを指摘すると、おばさんは自分が否定されたと受け取るのか、黙り込んですぐに私の部屋を出て行った。


「他者と話している時」

の頭の使い方

 

が、

 

「自分一人で考え事をしてる時」

の頭の使い方

 

 

とほとんど同じで、

 

誰かとしゃべる時も、

「独りで考え事をしてる時の延長線」

のような感じでしゃべる


ーリブログより転載しました


 後輩からそうやって時々、このおばさんにはどういうふうに対応したらいいのかと尋ねられるから、私はこのブログをよく参考にして答える。


  私は初めから、おばさんとは考え方や感じ方が全く違っていると思うから、例えば私のことで何かを指摘されたとしても、私はそうは思わないですよ。と、はっきりと告げることができる。


  しかし後輩は後輩で、自分の考え方や感じ方やの方が普通だと思い込んでいるから、おばさんの言葉にいちいち腹が立つのだと思った。


  どこまでが自分勝手な意見なのか、自分が何を苦手としているのかを把握していない。  

  もしかしたらわかっているのかもしれないけれど、それを恥じているから素直に言えないのかもしれない。


  それでも苦手なことは誰にでもあるし、それぞれに苦手な部分があるからこそ、人は協力しなければならないし、実際、他にも不器用な人はいるけれど、その人は不器用なりにひたむきに努力しているから、おばさんのように疎まれることはなかった。


  おばさんのプライドに配慮しながら、こちらの意見を押し付けることなく、無理なことは無理だと言い切り、やってもらわなくてはならないことはキッパリとお願いをする。


  後輩はおばさんを可哀想に思うと時々言うのだが、だからこそ、自分を犠牲にせずにおばさんのやるべきことはしっかりとお願いしなければならないんだと思う。

 

  やりたくないことだからやらないのか、できないからやれないのか。


  まずはその見極めが大事なのだとは思うが。

 

  けれどもおばさんが移動してくれれば、少しは平穏になるかもと心のどこかで思ってしまう自分がいて、やっぱり私は残酷だなあと思うのだった。