今度はサンダルがお亡くなりになりそうだった。
正確に言えば、機能は問題ないが、色が薄くなって見た目が悪くなってきたのだ。
最近は、めっきりオシャレをして素敵な靴を履く機会が減ってきたので、買い物に行ったついでに川や海に寄れるような靴ばかりを選んでいる。
買い物はほとんどネットだ。
世間に浮かないようなそこそこの流行と、安過ぎず、高過ぎず、アウトドアの機能を備えたものを検索していく。
SHAKAというブランドが目に付いた。
シャカ。響きがいい。
スニーカーのしっかりしたホールド感と、サンダルの涼しさを兼ね備えながら、街でも浮かなそうな風貌だ。
知らないブランドは、そのヒストリーも調べる。
90年代のアウトドアブームで流行した南アフリカのブランドだそうだが、2000年代になり、消滅してしまったそうだ。
それを日本の企業が復刻させた。
SHAKAは、釈迦ではない。
調べてみると、南部アフリカの一部族であったズールー族を南アフリカの大半の部分を支配する一大国家へと導いた指導者のシャカから来ているようだ。
シャカが築いた国家は、当時のアフリカ諸国の中でイギリス軍を破った数少ない部族となる(シャカ自身はその前に暗殺された)。
丈夫で長く履ければなんでも良いような気もするが、そこにストーリーが付いていると愛着が湧く。
作り手がどんな思いを込めているのかを知ると、不思議と大事にできるような気がした。
いや。違うのかもしれない。
すぐに飽きてしまう自分を律するために、大事にできる理由を探しているだけだ。
