仕事帰りに一人で居酒屋に行って、一杯やるという行為に憧れている。
しかし我が町には、歩いていける居酒屋は一件しかないのだ。
しかも、客はだいたい顔見知りなので、ゆっくりと一人で飲めるはずがない。
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主人公のワカコちゃんは、お酒が大好きで、ツマミのセンスもめちゃくちゃ良い。
いつもいいなあと思って、読んでいるのだが、私はなんせお酒が弱い上にお酒の美味しさがいまいちわからないのだ。
しかし唯一、芋焼酎だけは飲める。
しかも、美味しいと思っている。
量は飲めないが、一杯だけロックで飲む。
お湯で割るのもいいのだが、味が薄まるのが嫌なのだ。
どうやら私は飲めるように見えるらしく、時々知り合いがお酒をくれるのだが、芋焼酎が好きだと言ったらこれをこの間いただいた。
アルコール度数35度だが、ロックで飲むと美味しい。しかし、やっぱり一杯で限界だ。
悔しい。
しかし息子がいないと夕食がめちゃくちゃだ。
野菜を適当に入れて出汁と醤油で味をつけ、イクラを煮た汁物と、ソイの干物。
どれも、もらったものだけでできている。
ご飯すら炊かない。
白米があまり好きではない。
魚は最近では、磯のものが最高だ。
昔はマグロとか、タイとか、サバが好きだったが、最近は、メバルやソイ、コマイなど、磯の投げ釣りで捕れるような身近な魚の美味しさに目覚めた。
刺身や煮付けも美味しいが、干物にすると旨みがギュッと濃縮される。
ホッケやアジやカレイも美味しいが、ソイとコマイの干物はもっと複雑で濃い味がする。
自分で釣った魚を自分で干物にして、気に入った乙類焼酎を並べて、それだけを提供する立ち飲み居酒屋をやりたいな。
酒も干物もその日によって違うのだ。
酔っ払ったオッサンをしらふの店主の私が冷たい目で眺めるのだ。
いつも威張っている偉そうなオヤジをカウンターから見下ろすのは、さぞかし気持ちがいいだろう。
女将は、愛想は悪いが、センスと味はいいんだよな。
そう言われるお店にしたい。
嘘だ。
酔っ払ってんな。こりゃ。

