生きてることを
拒否してるみたいに
重苦しい瞼をこじ開ける
世界の境目は
今日の私をどんなふうに
揺らすのだろうかと
空っぽの部分を
意識することが怖い
でも空っぽの部分がないと
何も感じられなくなる気がして
それは矛盾とか混沌とか
ぴったりと
かみ合わない部分があるからこそ
稼働できる空白だった
台風の欠片が通り過ぎ
風だけを残した
鳥は波打ち際で遊び
鹿たちは冬の装い
理由は誰にもわからない
わからないことが苦しかった
空っぽだった
空っぽの目だった
苦しさも悲しみもない
何も見ていない目だった
でもいつかは誰もが
辿り着く答えに
キミが先に辿り着いただけだ

